履歴書の証明写真に適したネクタイは?選び方のポイントと結び方など

男子就活生は、履歴書の証明写真にどんなネクタイを選べばいいか分からないという人もいるのではないでしょうか。ネクタイの色や柄、結び方は、想像以上に相手に与える印象を左右します。当記事では、履歴書の証明写真に適したネクタイの選び方や結び方などについて詳しくご紹介します。

【履歴書の写真】ネクタイの選び方のポイント

履歴書の写真をスーツ姿で撮る場合、ネクタイは着用する方が無難です。できれば、採用担当者に好印象を与えるネクタイを選びたいものです。ここでは、履歴書のネクタイ選びのポイントについてご紹介します。

おすすめは赤・青・黄色系

履歴書の写真では、赤・青・黄色系のネクタイがおすすめです。それぞれの色が与える印象や特徴は以下のとおりです。

<履歴書のネクタイにおすすめの色>

赤色:活発で積極的なイメージを与えます。赤いネクタイは、アメリカ大統領が演説などで好んで着用していることでも知られており、熱意をアピールしたいときなどにおすすめです。あまり派手な赤は目立つので、落ち着いたえんじ色や少し暗めの赤色を選ぶといいでしょう。

青色:知的で真面目な印象を与えます。万人受けする色で、比較的どのようなスーツにも合わせやすいのも魅力の1つです。紺色やネイビーは少し落ち着いた雰囲気になり、水色や明るめの青色は爽やかなイメージになります。

黄色:明るく元気な印象の黄色は、協調性や親近感などをアピールするのにも適した色といわれています。カジュアルな雰囲気になるので、アパレル業界やクリエイティブな職種などカジュアルな雰囲気の業界に向いています。

避けたい色は?

赤・青・黄色以外の色については、絶対にNGというわけではありませんが、選ぶときに注意が必要です。例えば、ピンクはカジュアルなイメージが強いのであまりビジネスなどの場では着用されませんが、春の就職活動に淡いピンクを取り入れると爽やかな印象になります。

ただし、以下の色は冠婚葬祭などのフォーマルな場で着用するため、履歴書の写真には適切ではありません。

<履歴書のネクタイで避ける色>

  • ゴールド系
  • 黒色の無地
  • 白色の無地

無地か控えめな柄を選ぶ

ネクタイの柄は、色と同様に重要な要素となります。履歴書のネクタイは、シンプルな柄を選ぶようにしましょう。「無地」「ストライプ」「ドット柄」「チェック柄」がおすすめです。

<履歴書のネクタイにおすすめの柄>

無地:清潔感があり誠実な印象を与えることができます。無地なので、どのようなスーツにも合わせやすいのもおすすめのポイントです。ただし、柄がない分、色選びには注意が必要です。

ストライプ:ビジネスの場では最もベーシックな柄です。知的で洗練されたイメージになります。太さは細めで、2色か3色までが無難です。線が太いストライプは派手になりすぎることもありますので気をつけましょう。

ドット柄:ドット・水玉・小紋柄も履歴書のネクタイにおすすめです。誠実で落ち着いた印象になるのが特徴です。ただし、ドットが大きいほどカジュアルな印象になってしまうので注意が必要です。

チェック柄:活発で親しみやすいイメージです。少しくだけた印象になるので、アパレルや広告など比較的服装が自由な業界に向いています。公務員や金融などの堅い業界にはあまりおすすめではありません。

一方で、履歴書のネクタイとしては避けた方がいい柄もあります。「キャラクターもの」「大柄なもの」「ペイズリー柄」などは主張が強く、履歴書のネクタイとしてはあまり適切ではありません。

幅は9cmがおすすめ

ネクタイの幅も、印象を左右する大切なポイントです。ネクタイの太さは、全体のバランスを考えて選ぶといいでしょう。スーツの下襟の幅は9cmのものが多いので、それに合わせて大剣(太い方の先)の幅が9cmのネクタイが理想といわれています。多少のプラスマイナスは問題ありませんが、あまりにも太すぎたり細すぎたりするネクタイは、スーツとのバランスが悪くなるので避けましょう。体格のいい人は、少し太めのネクタイを選ぶとバランスが良くなります。

参考

ネクタイの太さ|就活生にふさわしい選び方のポイントをご紹介|就活の未来

素材はシルクがベスト

ネクタイの素材はさまざまです。ニットタイプやウール素材、リネン素材など季節に合ったネクタイを楽しむことができますが、履歴書の写真にはカジュアルな印象となるためおすすめではありません。履歴書のネクタイにはシルクを選ぶのがおすすめです。安価で洗濯ができるポリエステル素材もありますが、光沢があり少し安っぽく見えたりすることもあるので気をつけましょう。

【履歴書の写真】ネクタイの結び方のポイント

履歴書の写真を撮影するときは、きちんとネクタイを締めることで印象のいい写真に仕上がります。ここでは、ネクタイの結び方のポイントについて見ていきましょう。

プレーンノットが基本

履歴書の写真には、シンプルな「プレーンノット」がおすすめです。これはネクタイのスタンダードな締め方で、汎用性が高く幅広いシーンで使われています。結び方も簡単で、どのようなスタイルのワイシャツにも合います。

<プレーンノットの結び方>

(参照元:はるやま ネクタイの結び方(プレーンノット)ゆっくりver|YouTube)

ネクタイの長さは?

ネクタイを締めるときは、ネクタイの大剣(幅が太い部分)と小剣(幅が細い部分)のバランスを調節します。大剣の方を長く、小剣を短く結ぶのが基本的なネクタイの締め方です。履歴書の写真では、小剣が短すぎても分かりませんが、大剣が長すぎて不自然に見えることもあるので気をつけましょう。大剣と小剣の長さの差は、指2〜3本が理想といわれています。

参考

【履歴書でのネクタイの選び方】証明写真で好印象な色と柄をご紹介|就活の未来

曲がりや緩みがないかチェック

履歴書の写真を撮影する前に、ネクタイの曲がりや緩みがないか鏡で必ずチェックしましょう。ネクタイのディンプル(結び目の下にできるくぼみ)が中央にくるように整えます。また、ネクタイの緩みはだらしない印象になってしまうので、入念にチェックするようにしてください。第三者がいる場合は、ほかの人に見てもらうのもいいでしょう。

ネクタイピンは必要?

履歴書の写真では、ネクタイピンはつけてもつけなくても問題ありません。ただし、ネクタイピンをつける場合は、デザインや色が派手なものは避けましょう。シルバーのクリップ式で、装飾が少なくシンプルなものがおすすめです。位置は、ジャケットの第1ボタンより少し上が目安です。

まとめ

履歴書の写真で着用するネクタイの選び方や結び方などについてご紹介しました。男性の場合、証明写真の真ん中にくるのがネクタイです。就職活動に適した色や柄のネクタイを選び、きちんとした締め方で印象のいい写真を目指しましょう。

参考

就活ネクタイの選び方!面接や証明写真で好印象を与える色・柄は?長さや太さは?|キタムラ流証明写真の豆知識|カメラのキタムラ

履歴書の証明写真撮影に適したネクタイとスーツの色選びのポイント【好印象を与える身だしなみ】|キャリアパーク就活

履歴書の写真でネクタイなしは何か問題あるのか?注意点と取り方のポイント|マイベストジョブ転職アカデミー

面接のネクタイ、正解はこれだ!|転職 Hacks

【履歴書でのネクタイの選び方】証明写真で好印象な色と柄をご紹介|就活の未来

【証明写真のネクタイの選び方】就活で成功するために知っておきたい結び方まで丁寧に解説!|就活の未来

【就活に適したネクタイの幅】就活生が知っておくべき選び方|就活の未来

ネクタイの太さ|就活生にふさわしい選び方のポイントをご紹介|就活の未来

© 株式会社SEKAISHA