玉島信金で新人研修会 コラムを文書作成参考に 本紙記者が解説

国定編集委員室次長(左)が文章の書き方などを解説した新入職員研修

 玉島信用金庫(倉敷市玉島)は2日、新入職員18人を対象に、新聞を活用した研修会を同信金で行った。3カ月、山陽新聞を購読し、仕事に役立つ読み方、文書作成のこつなどを山陽新聞社が解説する研修(全3回)の最終回。職員は、読み手に伝わる文章の書き方や情報収集の大切さなどを学んだ。

 山陽新聞社の国定啓人編集委員室次長を講師に、逆三角形のスタイルで書かれている新聞記事から報告書の書き方を学んだり、一面コラム「滴一滴」を読んで起承転結の構成を考えたりした。国定次長は「コラムを読むだけでも世の中の事象が分かる。上手な文章は読みやすく一読しただけで内容の核心が理解できる。参考にしてほしい」とアドバイスした。

 研修は、新聞を仕事に役立ててもらうために山陽新聞社が進めている「NIB(ニュースペーパー・イン・ビジネス)」の一環。

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