水島信用金庫(倉敷市水島西常盤町)は12日、仕事に新聞を活用する研修会を本店で開き、入庫2、3年目の若手職員6人が、情報のまとめ方や業務への生かし方を学んだ。
山陽新聞社の大本哲弥販売局企画管理部長が講師を務め、重要なことから書く新聞記事のスタイルを紹介。「情報の要点をまとめる技術は、上司とのコミュニケーションに有効」と話した。
また、政治や経済、国際など多様な情報が得られる新聞の特徴を伝え、「世の中の流れや地域の動きを踏まえた上で、仕事の提案ができれば説得力が増す」と強調した。職員は記事を読んで見出しを考える体験も行い、要約のこつを学んだ。
研修は、山陽新聞社が進めているNIB(ビジネスに新聞を)の一環。同信用金庫では昨年に続き2回目の実施。