中銀倉敷支店で新聞活用講座 若手行員が文章構成方法学ぶ

文章の構成方法を学んだ「新聞の活用講座」の最終回

 中国銀行倉敷支店(倉敷市白楽町)で8日、山陽新聞社による「新聞の活用講座」(全3回)の最終回があり、入社2、3年目の行員11人が分かりやすい文章の書き方を学んだ。

 山陽新聞社の国定啓人編集委員室次長が講師を務め、一面コラム「滴一滴」を題材に、起承転結で構成していることなどを解説。「文章の設計図を考える習慣を身に付けると、まとまった表現ができ伝わりやすくなる」と話した。

 架空の会社員の経歴を基に異動のあいさつ文を考える作業も行った。同支店で営業を担当する男性(25)=岡山市中区=は「起承転結を意識して文章を作るのは、思ったより難しかった。これからの協議書や交渉記録の作成に役立てたい」と話した。

 同講座は、新聞を仕事に役立ててもらおうと山陽新聞社が進めるNIB(ビジネスに新聞を)活動の一環。

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