おかやま信金が新聞使い新人研修 分かりやすい文章の書き方学ぶ

文章の分かりやすい書き方などを学んだ研修

 おかやま信用金庫(岡山市北区柳町)は25日、4月入庫予定の新入職員19人を対象に、仕事への新聞活用をテーマにした研修を行った。

 分かりやすい文章の書き方やニュースを読むこつを現役の記者らが解説する講座(全3回)の初回。この日は山陽新聞社の国定啓人編集委員室次長らが講師を務めた。

 国定次長は、文章を書く際のポイントについて「何を伝えたいのか箇条書きにし、順番を決め、最も伝えたいことは具体的に記す」と説明。表現のバリエーションの大切さにも触れ、「こだわる」という言葉を場面に応じて言い換えるグループ研修もあった。

 新聞の利点を伝え仕事に役立ててもらうために山陽新聞社が進めているNIB(ニュースペーパー・イン・ビジネス)の一環。新聞を半年間購読し、9月までに作文などの講座を実施する。

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