ベッツ&プライスがドジャースへ 前田はツインズ移籍

日本時間2月5日、ESPNのジェフ・パッサンはドジャースとレッドソックスの間でトレードが合意に達したことを伝えた。パッサンによると、2018年ア・リーグMVPのムーキー・ベッツと2012年サイ・ヤング賞左腕のデービッド・プライスがレッドソックスからドジャースへ移籍するようだ。その後、ツインズを含めた三角トレードであることが明らかになっている。

現地の報道によると、今回のトレードでドジャースはベッツとプライスと金銭、レッドソックスはアレックス・ベルドゥーゴとブルスダル・グラテロル、ツインズは前田健太を獲得するようだ。まず、ドジャースがツインズとのトレードで前田を放出してグラテロルを獲得し、次に、グラテロルとベルドゥーゴをレッドソックスへ放出してベッツとプライスを獲得するという形になる。

また、ローゼンタールによると、今回のトレードが成立したあと、ドジャースで余剰戦力となるジョク・ピーダーソンがエンゼルスへ移籍する見込みであるという。さらに、MLBネットワークのジョン・ヘイマンはドジャースがプライスの残り契約の半分ほどを負担する見込みであることを報じている。

今季の年俸総額をぜいたく税の対象ライン以下に抑えることを今オフの最重要課題となるレッドソックスは、年俸2700万ドルのベッツと3年9600万ドルの契約を残すプライスを放出することにより、その目標を一気に達成することになりそうだ(レッドソックスは両選手の年俸の一部を負担する見込み)。

【追記】パッサンは、ドジャースがピーダーソンをエンゼルスへ放出し、内野手のルイス・レンヒフォを獲得する見込みであることを伝えている。

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