JAF、6種類の言語で用意された訪日外国人向け「日本のドライブルール」動画を公開

高速道路走行イメージ

訪日外国人客数増加にあわせ、交通事故も増加傾向

2019年1月~12月の訪日外国人客は31,882,100名と、10年前の2009年同期間の6,789,658名と比べ大幅に増加。また、今年2020年は、国際的なイベントが日本で開催されるなど、今後も訪日外国人客数増加が見込まれている。

そして、訪日外国人客増加と比例し、日本各地をレンタカーを借りてドライブを楽しむ訪日外国人客も増え、あわせて訪日外国人客による交通事故も増加傾向にあり、度々テレビなどで取り上げられているためご存じの方も多いことだろう。

JAFではそういった現状を踏まえ、日本でドライブを楽しみたい訪日外国人客に向け、日本のドライブルールを解説する動画を制作し公開した。

全6種類の言語で用意される解説動画

JAF 訪日外国人向け「日本のドライブルール」動画公開

制作された動画は、訪日外国人と日本在住者がともにドライブに出かけ、訪日外国人が自国との違いに気づきそれを日本在住者が説明するという内容となっており、より外国人が共感しやすい内容となっている。

動画は英語で構成され、フランス語・ドイツ語・中国語・ベトナム語・ポルトガル語の5カ国の言語で字幕を制作。訪日する多くの外国人が内容を理解できるよう全6種類の言語で用意されている点がポイントだ。

訪日外国人客が戸惑う主な3つのポイント

1.左側通行 左側通行を採用しているのは70の国と地域。日本はそのひとつ。

2.一時停止の標識 日本は逆三角形に日本語で「止まれ」。国際基準では八角形に「STOP」。

※一部の標識では「止まれ」と「STOP」が併記されているが、数は少ない。

3.踏切前の状況確認 踏切の直前での一時停止や周囲の状況確認を法律で定めている国は少ない。

ただルールを守れ!だけでは解決しない

首都高での事故処理車【画像はイメージです】

言葉の分からない異国の日本で交通事故を起こしてしまうことは、せっかくの日本観光を楽しみにしいている訪日外国人客にとって、悲劇以外の何物でもないだろう。

また、日本人と訪日外国人客が事故を起こしてしまい、言葉の問題でトラブルに巻き込まれたという事案を耳にすることも少なくない。

2020年は、確実に訪日外国人客が増加する。日本で運転するのであれば、日本の交通ルールを守って当然という気持ちも理解できる。しかし、受け入れる側である私たち日本人も、お互いの身を守るため、交通ルールの違う国から訪れる訪日外国人ドライバーの存在を理解し、配慮する必要があるのではないだろうか。

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