アニメ「ハクション大魔王」が現代の東京に帰ってくる! 大魔王の娘・アクビが女王修行へ

日本テレビ系では4月11日よりアニメ「ハクション大魔王2020」(土曜午後5:30=読売テレビ制作)を放送することが決定。同アニメは1969年に放送を開始した「ハクション大魔王」の50年ぶりの新作。童話“アラジンと魔法のランプ”に着想を得て誕生した、和製アラジンの先駆けである「ハクション大魔王」が、現代の東京を舞台とした新たな作品として帰ってくる。

クシャミをすると魔法の壺から飛び出すハクション大魔王は、呼び出した者の願いをかなえる魔人だが、壺の持ち主となった小学生のカンちゃんの命令に、ドジな魔王は失敗ばかりというドタバタギャグコメディー。そして、今作の主役となるのは、ハクション大魔王の娘であるアクビ。前作より50年の時がたち、大魔王の前のご主人・カンちゃんの孫である与田山カン太郎の元に、アクビが女王修行のためにやって来る。アクビが人間界でいろいろな女王修行を重ね、成長しながら夢を持つことの大切さをカン太郎とともに発見していく。

さらに、カン太郎とともに現代ならではのさまざまな職業を体験し、そこには職業ごとのトリビアをちりばめ、子どものみならず大人向けの要素も含んだ内容となっている。おなじみのギャグはそのままに、“夢を持つことの大切さ”をテーマとした親子そろって楽しめる新しいハクション大魔王が展開する。そして今作でハクション大魔王の声を務めるのは、山寺宏一。アクビは諸星すみれ、大魔王の息子である新キャラクターのプゥータは、山下大輝。また与田山カン太郎は島袋美由利、ほかにも豪華なキャスト陣が顔をそろえている。

永井幸治プロデューサーは「昭和の名作ハクション大魔王が令和の時代に帰ってきます。50年前の放送から何度も再放送され、日本中の皆さんが知っているであろうハクション大魔王。昭和と令和の世界の違いを盛り込んで、子どもからお年寄りまで、昔はこうだったとか、家族の団らんの話のネタに楽しんでいただければと思っています」とメッセージを寄せた。

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