履歴書添削に強いエージェント!添削を受ける2つのメリットと心構え

履歴書を添削してもらうと、ケアレスミスが減り、客観的な「分かりやすさ」が加わります。今回の記事では、履歴書の添削に強い転職エージェント4つとハローワークの活用方法をご紹介します。履歴書の添削をお願いするときの心構えについても触れていますので、転職活動の参考になさってください。

履歴書の添削に強いエージェント

転職エージェントの多くは、履歴書の添削サポートをしてくれます。ここでは、その中でも履歴書添削に特化したサービスを持つマイナビ転職、業界最大手のリクルートエージェント、女性の転職サポートに定評のあるパソナキャリア、第二新卒に特化しているハタラクティブ、そして厚生労働省のハローワークをご紹介します。

マイナビ転職の転職MYコーチ

マイナビ転職の転職MYコーチは、キャリア・デベロップメント・アドバイザーやキャリアコンサルタントなどの資格を持つプロフェッショナルのことです。マイナビ転職に会員登録すると、無料で1回利用することができます。会員登録は無料です。総合評価だけでなく、各項目の細かい添削も行ってくれるので、具体的な改善へとつながるでしょう。

【MYコーチのアドバイス例】

求められている能力にあわせて、自分の「強み」をアピールしましょう

これまでの経験から得られた「強み」を整理して、応募企業が「求める人材」であることをアピールしましょう。求人情報に書かれているスキルや経験、人柄などについて具体的なエピソードを挙げたり、適度に数字を交えて説明するとよいでしょう。

(引用元:アドバイスを見る|マイナビ転職)

コーチのアドバイスは、依頼してから2~5日(土日祝日を除く)で届きます。時間に余裕を持って利用することをおすすめします。

参考

転職MYコーチ(履歴書添削)|マイナビ転職

業界最大手のリクルートエージェント

リクルートエージェントは、転職エージェントの中でも最大手です。転職支援の実績が業界トップで、取り扱う求人件数も業界トップクラスです。転職に関するノウハウの蓄積と対応できる業界の幅も広いと言えるでしょう。

担当者の力量によって添削の質は異なります。「自分に合わないな」「レスポンスが遅いな」と感じることがある場合は、電話一本で担当者の変更をすることができます。

参考

転職エージェントの書類添削や面接対策|リクルートエージェント

女性のサポートに定評があるパソナキャリア

パソナキャリアは、2020年オリコン顧客満足度調査において「転職エージェント第1位」と評価されているエージェントです。専任のキャリアアドバイザーがカウンセリングから書類添削、面接対策まで寄り添ってくれます。

また、パソナキャリアは2016年に女性の活躍支援に特化した「女性活躍推進コンサルティングチーム」を結成して、女性社員が活躍している職場、産休・育休から復帰した女性の数などの情報を提供し、それぞれの女性に合った長期的なキャリア支援を行っています。

参考

女性転職特集|パソナキャリア

2020年 オリコン顧客満足度調査「転職エージェント」ランキングにて、パソナキャリアが総合第1位を2年連続で獲得!|PR TIMES

第二新卒に強いハタラクティブ

ハタラクティブは、20代のフリーター・既卒・第二新卒に特化した転職エージェントです。未経験OKの求人数を常時2,300件保有しており、実際に足を運んで取材した企業のみを紹介しています。

約60名のキャリアアドバイザーが、マンツーマンで仕事探しをサポートしてくれます。その過程で、履歴書や職務経歴書の添削も可能です。内定率80.4%を誇っており、第二新卒の方であれば利用してみる価値はあるでしょう。

参考

ハタラクティブ

ハローワーク

ハローワークは、厚生労働省が運営する公共職業安定所です。税金で運営されているため利用は無料で、転職エージェントと同じく求職者を企業に紹介するのが主な仕事です。また、仕事の紹介以外にも、相談窓口での相談や自己分析のサポート、職業訓練に関する相談、履歴書の書き方に関するサポート、面接対策、紹介状の発行などのサービスを受けることができます。

失業手当をもらう場合は、ハローワークに行くことになるでしょう。民間の転職エージェントと並行して利用するのも一つの方法です。

参考

ハローワーク|厚生労働省

履歴書を添削してもらう2つのメリット

履歴書を添削してもらうメリットは、ケアレスミスを防げる点と客観的なフィードバックをもらえる点です。ここでは、この2つのメリットが生み出す効果をご紹介します。

誤字脱字などのケアレスミスをなくせる

履歴書を添削してもらうメリットの一つは、誤字脱字などの簡単なミスを防げる点にあります。これは、プロの転職エージェントを利用しなくても、第三者に確認してもらうことでも防げます。

誤字脱字があると、内容が充実していたとしても、信頼を失ってしまいます。例えば、村上春樹さんの小説に誤字脱字が目立ったらどうでしょうか。「あれ」と思ってしまうはずです。履歴書の誤字脱字も同じで、採用担当者に「あれ、この人大丈夫かな」と不安を感じさせてしまいます。採用担当者に余計な不安を感じさせないためにも、履歴書を添削してもらうメリットはあるでしょう。

客観的なフィードバックをもらえる

履歴書の自己PRや志望動機は、自分で考えて書くものです。履歴書を見直すときに、自分では「分かりやすい」と思っていても、それは主観的な評価の範囲を出ません。しかし、履歴書を見て評価するのは、他人である採用担当者です。つまり、客観的に「分かりやすい」履歴書を書く必要があるのです。

転職エージェントに履歴書の添削を依頼することで、客観的なフィードバックを受けることができます。さらに、キャリアアドバイザーは、たくさんの履歴書を添削してきているプロです。客観的なだけでなく、採用担当者がどこを見ているかを意識したフィードバックをしてくれます。

履歴書の添削を受けるときの心構え

履歴書の添削を受けたからといって、確実に通過する履歴書を作ることはできません。仮に通過しても、その先の選考過程で自己分析や企業研究ができていないと採用には至りませんし、採用されても仕事が合わないと思ってしまう可能性があります。ここでは、履歴書添削に頼りすぎないための2つの心構えをご紹介します。

添削を受けたからといって絶対合格するわけではない

履歴書を通過させるためには、「企業のニーズ」に「自分がマッチする」必要があります。いくら履歴書を添削してもらっても、そもそも企業のニーズに合わない場合は、履歴書が通過することはありません。

例えば、仕事内容に自動車の運転があるとします。しかし、自動車免許を持っていなければ、履歴書が通過することはありません。応募資格にすると分かりやすいですが、自己PRや志望動機も、基本的には企業のニーズにマッチしているかどうかが大事です。

履歴書の添削をしてもらったから、絶対合格するとは思わないようにしましょう。そもそも、自分に合う企業は非常に限られていますし、もしかしたらまだ出会えていない可能性すらあります。それを大前提にすると、「自分がだめだから落ちた」と考えることはなくなります。

自己分析や企業研究は自分でやること

履歴書の内容の中で、基本情報や学歴、資格・免許は一目で募集している要件に合致しているかどうかを知ることができます。ここで大きな差は出づらいです。ですから企業の採用担当者は、自己PRや志望動機に注目します。この自己PRや志望動機は、自分の中から湧き出るものです。ネットで検索して見つけるものではありません。

他人がしてくれる履歴書の添削に頼りすぎてしまうと、自己PRや志望動機の基となる自己分析や企業研究がおろそかになります。基本は、自己分析と企業研究であることを心に留めておきましょう。

まとめ

履歴書の添削を第三者にしてもらうことで、履歴書の完成度は高まります。また、今回の記事でご紹介したように、無料で履歴書の添削をしてくれる転職エージェントはいくつもあります。履歴書添削のメリットを活用しつつ、自己分析と企業研究をし続けることが履歴書を通過させる一番の近道になるのかもしれません。

参考

【こんなに変わる!】添削してもらった履歴書で内定に近付こう|JOBSHIL

職務経歴書の添削を受けるべき3つの理由!転職のプロはどこを見ているのか|マイナビAGENT

【注意】絶対に職務経歴書の添削サービスを使ってはいけない2つの理由|Cuegent

履歴書の添削に強いおすすめ転職エージェントと活用法|Career Theory

職務経歴書の添削に強い転職エージェント3選|口コミ評判から転職のプロがおすすめ|Career Theory

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