稼げると学生に大人気!2週間のリゾートバイトで気になる7つのこと

学校が長期休みに入ったら、2週間のリゾートバイトで遊びながらがっつり稼ぎたい! そんな方に当記事では、超短期のリゾートバイトに向いている人の特徴や、気になる勤務事情について詳しく説明します。そして超人気求人案件である2週間のリゾートバイトに採用される3つの手順をお教えします。

人気の超短期のリゾートバイトが向いている人の特徴

健康で体力に自信がある

リゾートバイトが求められる理由は、観光地が繁忙期だからです。そのため、勤務地により異なりますが、一日中立ち仕事や屋外で動き回る仕事も多く任されます。

加えて、真夏は暑く、真冬は寒いリゾート地。環境的にも体調を崩しやすいため、健康で体力に自信がないと務まりません。

適応力がある

慣れない環境、初めての出会う人々、経験したことのない仕事。仕事が終わっても相部屋、トイレもお風呂も共同の場合もあります。そのため、連日24時間、自分だけの空間で過ごせることはほぼありません。

リゾートバイトは周囲の環境・人・仕事に適応力があり、それらを苦痛と感じない人に向いています。

まとまった休みが早めに決まっている

2週間の超短期リゾートバイトは人気が高いため、働きたい期間の2ヶ月前には問い合わせないと募集に間に合わないのが一般的です。そのため、学校の長期休暇のようにまとまった休みが早めに決まっている学生や、時間に制約のないフリーターが応募しやすいのが特徴です。

目的意識がしっかりしている

2週間とはいえ、慣れない環境で一日中働くリゾートバイト。勤務が終了しても自宅でゆっくり疲れを取れるわけではないので、精神的にも参ってしまう場合があります。そんなとき、リゾートバイトに応募する目的が明確な人ほど、2週間を乗り切ることができます。

2週間のリゾートバイトに応募する人のよくある目的は次のとおりです。

  • 短期間でたくさんお金を稼ぎたい
  • 知らない環境で新しい出会いが欲しい
  • お金をかけずにリゾート地に旅行がしたい
  • リゾート地でサマースポーツやウィンタースポーツがしたい
  • 一般的なバイトでは経験できないスキルを磨きたい
  • 実家暮らしなので、一人暮らしを体験したい

応募する前に、リゾートバイトで働く目的を考えておきましょう。

1人で遠方に行くことに抵抗がない

初めてのリゾートバイトに1人で行くのは不安、または友達や恋人と一緒に観光地でお金をかけずに遊びたいという理由で、2名以上の募集が出ている案件を選ぶ人がいます。

しかし、たとえ2名以上の募集が出ていても友人同士やカップルでは応募ができないリゾートバイトもあります。そのため、1人で遠方のリゾート地に行くことに抵抗がない人の方が、リゾートバイトに向いています。

インターネットがつながらなくても平気

勤務地によっては、インターネットがつながらない場合があります。施設にWi-Fi環境が整っていない場合は、リゾートバイト派遣会社からモバイルWi-Fiを貸し出ししていることもありますが、貸してもらうにはお金がかかります。

インターネットがつながらない案件は人気が低くなりがちなので、ネット環境にこだわらない人の方がリゾートバイトに向いています。

服装や髪形にこだわりがない

リゾートバイトは、主に観光客をもてなすサービス業です。そのため、勤務先に赴任する前に、サービス業にふさわしくない髪形やカラーリングは直さなければなりません。また、リゾート地に向かうとはいえ、目的は働くことなので、私服の中でも落ち着いた格好で向かう必要があります。勤務時も、お客様に不愉快な思いをさせないような清潔感のある身だしなみを、各リゾート施設から求められます。

以上より、服装や髪形に強いこだわりがない人の方が、リゾートバイトに向いています。

2週間のリゾートバイト求人で気になる7つのこと

リゾートバイトに応募するのが初めてという方は、どんな仕事や出会いがあるのか、雇用契約や保険など気になることがたくさんおありでしょう。そこで、これだけ知っておけば大丈夫、という7つの疑問にお答えします。

Q:求人が出る時期は?

リゾートバイトの求人が出るのは、学校が長期休みに入る時期です。

学校の休み	時期	主な場所
ゴールデンウィーク	5月	テーマパーク
夏休み	7~9月	海辺海の家プールテーマパーク
冬休み	12~1月

(特に年末年始)

参考

リゾートバイトを2週間以内の短期で始めるには?|リゾートバイト完全攻略ガイド

リゾート地は、旅行先に選ばれる場所なので、暑い時期は屋外のテーマパークや水遊びスポットの求人が多く、寒い時期は温泉地やウィンタースポーツを楽しめるスキー場の求人が多くなります。

2週間のリゾートバイトは超人気求人なので、働きたい期間の2ヶ月前には問い合わせるようにしましょう。

Q:おすすめの仕事内容は?

2週間のリゾートバイトの仕事は、次のような簡単に作業を覚えられるものがおすすめです。

レストランのホールスタッフレストランの調理補助洗い場の皿洗い清掃スタッフ売店の販売スタッフ など

リゾートバイトの仕事は、主に観光客をもてなすサービス業です。観光シーズンを迎え人手が足りないため雇い入れる人材なので、現場で即戦力として働くことを求められます。

そのため、覚えることが多い仕事を選んでしまうと、慣れる前に2週間がたってしまい不完全燃焼でバイトが終了することになってしまいます。

そこで、初めてリゾートバイトを試みる場合は、普段関わることのないテーマパークの案内係やホテルのフロント係などは避けた方が無難です。

Q:超短期求人に申し込むのはどんな人?

超短期のリゾートバイトは、主に次のような条件の人が申し込みます。

雇用保険の適用を受けない昼間学生高校卒業後の18歳以上健康で犯罪歴がない連絡が取れる未経験者

1番目の条件「雇用保険の適用を受けない昼間学生」は、労働者派遣法の日雇い派遣の原則禁止の例外が適用されるためです。

リゾートバイトは、リゾートバイトを専門的に扱う派遣会社の求人に応募して採用されるのが一般的です。このとき、雇用保険の適用範囲内の社会人やフリーターには、労働者派遣法が適用されるため、日雇い派遣は原則禁止であるので最低31日以上の雇用契約しか結べません。

ただし、最低31日以上の雇用期間内にA社へ1週間、B社へ2週間、C社へ2週間派遣するという雇用契約であれば社会人やフリーターも超短期求人に応募は可能です。しかし人気があるため、あまりこのような働き方ができる人はいないでしょう。

2~4番目の条件はリゾートバイト派遣会社の登録条件に見られる傾向です。雇用主となる派遣会社が身元の確かな人材を、依頼主であるリゾート施設に紹介するために求められる条件です。

5番目は、リゾートバイトに応募する人の傾向です。経験者が優遇されるリゾートバイトもありますが、応募する人の約8割が未経験者だといいます。そのため、初心者だからといって採用されないということはないでしょう。

Q:2週間でどのくらい稼げる?

勤務状況や自宅から勤務地までの移動距離によって異なりますが、稼げるのは約7~10万円程度が目安といわれます。

リゾートバイトは寮費(住居)・食事代・水光熱費が無料であることが一般的なので、支給されるバイト代をほぼ貯金することができます。

ただし、手持ちのお金として、最初から次の2つを持参しておくと安心です。

生活するのに必要最低限のお金(約1万円程度)勤務地までの往復交通費

まず1つ目は必要最低限の生活費。2週間という短期間で何時間の勤務を求められるかによって異なります。長時間勤務を多く求められれば観光地で遊ぶ時間はないため、お金を使うことはありません。しかし、暇な時間が多いと観光地で遊ぶお金が必要となるため、場合によっては給料の前借りをすることもあるでしょう。そのため、貯蓄目的でリゾートバイトに応募する人は、生活に必要なお金以上の出費を控えるように注意しましょう。

2つ目は、勤務地までの往復交通費。勤務先の交通費支給条件によって異なりますが、リゾート地までの交通費は、期間満了後に規定額を支給するのが一般的です。そのため、勤務地まで行く交通費はいったん立て替えなければならず、また、自宅へ帰る交通費を満額支給されない場合は一部自己負担しなければなりません。自宅から勤務地までの経路は、派遣会社担当者から詳細の説明がありますので、事前に交通費を調べておくと良いでしょう。

Q:短期でたくさん稼ぎたい!時給が高い仕事や勤務地は?

地域的に関東周辺は時給が高めで稼ぎやすいのですが、人気があるのですぐに募集が終わってしまいます。

短期でたくさんお金を稼ぐことを目的としている場合、特殊な経験やスキルを生かす仕事内容や、ほかの人が嫌がるリゾート地でのバイトを選びましょう。例えば、調理師免許の資格があれば、高時給のレストランの厨房で働くことができます。また、女性であれば、スナック、ガールズバー、ナイトクラブといった仕事の時給が高いのが特徴です。

Q:2週間だけど福利厚生はどうなってる?

2週間のリゾートバイトに応募するのは、主に18歳以上の昼間学生です。そのため、社会保険(厚生年金保険・健康保険)や雇用保険の適用対象外となります。ただし、18歳以上の昼間学生以外の応募者の場合は社会保険や雇用保険の対象になる場合がありますので、該当する方は下記参考をご覧になってください。

労災保険は学生アルバイトでも対象になっているため、全員加入が必須となります。保険料は会社が払うものであって、個人負担はありません。業務上の理由でけがをしたり、病気にかかった場合は保険給付が受けられることを知っておきましょう。

参考

短時間労働者の社会保険の加入条件|保険のまめ知識

労務相談事例集Q&A(2020.1.15)|厚生労働省認可 労働保険事務組合

労災保険はアルバイトにも適用される!労災保険の仕組みと拒否されたときの対処法(2018.8.3)|LEGAL MALL

Q:仕事・生活での悩みやトラブルが起きたら?

リゾートバイトでは環境・人・仕事に慣れずに悩んだり、契約面のトラブルが起きたりする場合があります。勤務時間の延長や早期契約解除など、契約時の説明ではなかった勤務状況に追い込まれた場合は、派遣会社に相談しましょう。

派遣社員として働く場合の雇用主はあくまでも派遣会社であって、勤務先は依頼主でしかありません。そのため、直接勤務先に苦情を申し立てるのではなく、派遣会社に相談し業務状況の改善などを訴えるようにしましょう。

ただし、リゾート施設の直接雇用でアルバイトもしくは正社員として働く場合は雇用主が勤務施設となります。トラブルが起きた場合に派遣会社が介入できない場合もあるのでお気をつけください。

できるだけトラブルを避けるため、勤務開始前に派遣会社に不明点を確認しておくことが大切です。

2週間のリゾートバイトを探す手順はたったの3つ!

2週間のリゾートバイトを探すにはどうしたら良いのでしょうか。手順は3つだけです。順番に見ていきましょう。

手順1:複数のリゾートバイト派遣会社に同時登録

リゾートバイトを紹介してもらうには、リゾートバイト派遣会社に登録するのが一般的です。主なリゾートバイト紹介派遣会社と登録サイトをまとめてみました。

派遣会社名	サイト名
株式会社ヒューマニック	リゾバ.com
株式会社グッドマンサービス	リゾートバイト.comリゾートジョブ住み込み求人.comスキー場バイトナビ
株式会社ダイブ/Dive Inc.	はたらくどっとこむ/アプリリゾート
株式会社アルファスタッフ リゾート事業部(アルファリゾート)	アルファ・リゾート
株式会社ハッシャダイファクトリー	ハッシャダイリゾート

派遣会社に登録後、雇用形態を希望することができます。選択できるのは次の3形態です。

1. 派遣会社からの派遣社員
2. リゾート施設の直接・正規雇用
3. リゾート施設の直接・非正規雇用(アルバイト)

雇用形態が異なれば、契約関係が変わってきます。勤務開始前にご自分の契約についての不明点をしっかりと確認しておきましょう。

2週間のリゾートバイトは超人気案件なので、募集がすぐに締め切りになってしまいます。そこで、派遣会社は複数登録し、常に短期案件がないかアンテナを張りましょう。

手順2:希望に合う求人を見つけたら応募をする

リゾートバイト公式サイトに登録したからといって、採用されるわけではありません。希望に合う求人を見つけ出し、応募しましょう。ただし、働く環境、勤務地までの交通費、雇用形態など、勤務開始前に確認しなければならないことはたくさんあります。

自分の希望する応募条件を考える際に、チェックリストを用意し万全の体制を整えておきましょう。

手順3:掲載されていない短期案件がないか問い合わせる

2週間のリゾートバイトは超人気案件なので、公式サイトはすぐに募集が締め切られてしまいます。そこで、派遣会社に掲載されていない短期案件がないかを問い合わせましょう。

まとめ

2週間のリゾートバイトに応募する学生の目的で最も多いのが、留学資金を貯めるためだといわれています。意識の高い学生が多くいるということは、2週間のリゾートバイトで同じ将来の目標を持っている人と出会える可能性があるということでしょう。

人生で経験することは、すべて無駄にはなりません。ぜひ、リゾートバイトに興味のある方は挑戦なさってみてください。

参考

おすすめのリゾートバイトは?仕事内容から実態までご紹介|IMATABI

リゾートバイトを2週間以内の短期で始めるには?|リゾートバイト完全攻略ガイド

よくある質問|リゾートバイト.com

よくある質問と答え|はたらくどっとこむ アプリリゾート

リゾートバイトがおすすめな7個の理由。稼げる!楽しい!出会いもある!でも注意すべきバイトもあるの?|ジョブール

【日雇派遣の原則禁止について】改正に関するQ&A|厚生労働省

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