医療費窓口無料化を小中学生まで拡充  おむつ回収 四日市市新年度予算案

四日市市は、三重県県内で初めて医療費の窓口無料化の対象を小中学生まで拡充することなどを盛り込んだ新年度の当初予算案を6日に発表しました。

新年度は、四日市市の新しい総合計画が始まる年として多くの新規事業や拡充事業を盛り込み、一般会計の総額は過去2番目に多い約1198億円となっています。

中でも、子育て分野に重点を置き、県内初の取り組みを2つ盛り込みました。

1つは、子どもの医療費窓口無料化について、今年9月から所得制限を廃止するとともに、未就学児までとなっている無料化の対象を小中学生までに拡大します。

また、ほとんどの保育園で保護者が持ち帰ることになっている使用済み紙おむつを、今年10月から市内の認可保育施設で回収します。

会見で森市長は「子育て・教育の取り組みを先駆けて行い、県内の他の自治体をけん引していければ」と話しました。

四日市市の新年度予算案は、12日の市議会に提出されます。

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