サンヨーホームズ、賃貸など好調で増収も損失増

サンヨーホームズ(大阪市)は2月6日、2020年3月期第3四半期決算を発表した。売上高は前年同期比2.3%増の322億4200万円、営業損失は6億9100万円(前年同期は5億7200万円の損失)、経常損失は7億5800万円(同6億3400万円の損失)、最終損失は5億8200万円(同4億9400万円の損失)だった。

住宅事業は賃貸住宅や福祉施設の販売は好調で売上高は2.7%増の174億4300万円だが、営業損失は前年同期から4800万円悪化の3億2200万円。マンション事業は今期は第4四半期に引き渡しが多く、売上高は2.2%減の124億300万円、営業利益は9.5%減の4億7700万円。その他事業は子会社が運営する保育園9園が2019年4月に開業したことで、売上高が29.3%増の23億9500万円、営業損失が1300万円改善の1億2100万円

通期予想は売上高15.1%増の620億円、営業利益は68.6%減の4億5000万円、経常利益は72.8%減の4億2000万円、最終利益は76.9%減の2億2000万円。競争激化で利益率が低下しており、減益を見込んでいる。

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