海女小屋の火を採取 伊賀焼や萬古焼の窯からも火 東京パラ聖火リレー火起こし 

今年8月に開幕する東京パラリンピックの聖火リレーで、三重県は県内全ての市町で火を起こすイベントを行い、その火を津市に集めて東京に送り出すことになりました。

 東京パラリンピックの聖火リレーは、オリンピック閉会後の8月13日から各道府県で独自に火を起こすイベントが実施され、開幕直前に東京に火を集め8月25日の開会式で灯されます。

 三重県では、トーチを受け渡しするのではなく、8月13日から16日までに全ての市と町で火を起こすイベントを行い、その火を16日の午後、津市にある三重県総合文化センターに集めて東京へ送り出すセレモニーを行います。

 市や町では、地域色豊かな火起こしのイベントが開かれ、志摩市では海女小屋の火を採取するほか、伝統的な焼き物作りが行われる四日市市や伊賀市では窯から火を取ります。

 また、来年国内障がい者スポーツの祭典、三重とこわか大会が開かれる伊勢市の県営総合競技場でも催しが行われる予定です。

 各市や町のイベントの詳細は、7日から三重県のホームページに掲載されます。

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