被爆者5人 英語で講話 16日、原爆死没者追悼祈念館

 長崎原爆の語り部である築城昭平さん(92)ら被爆者5人は16日午後1時~2時半、長崎市平野町の国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館交流ラウンジで、英語で被爆体験を披露する。
 5人は、長崎平和推進協会継承部会が昨年4月に新設した「英語研修班」に所属。練習を重ねながら市内の留学生らに話している。
 通訳を介さない分、話せる量が増える。同協会は「聴いて涙を流す留学生もいた。被爆者本人の言葉は迫力がある」としている。
 入場無料、申し込み不要。長崎に住む多くの外国人の参加を呼び掛けている。英語での質疑応答はない。問い合わせは同協会(電095.844.9922)。

© 株式会社長崎新聞社