凸版印刷、米国発の瞑想ポッド「OpenSeed」と心拍や脳波などのセンシングによる効果測定を連携させたパフォーマンス向上ソリューションを提供

企業における働き方改革や健康経営の流れを受け、従業員のストレスなどに対するメンタルケアの取組みが活発化している。マインドフルネスは精神状態を整え、仕事の生産性向上に繋げることを目的に注目領域となっており、手法の一つである瞑想は人気が高まっている。企業での導入においては、瞑想に最適な環境の整備や効果の可視化が難しいことが課題となっている。凸版印刷株式会社は、これまで映像・音・香りによる空間演出などで企業の働き方改革や健康経営に寄与するソリューションを提供してきた。これらに脳波や心拍などの生理指標を測定するセンシングソリューションを連携させたパフォーマンス向上ソリューションを提供している。このパフォーマンス向上ソリューションの新たなラインナップとして、瞑想ポッドとセンシングによる効果測定を連携させたソリューションを2月6日より提供開始する。同ソリューションは、ラッセル・マインドフルネス・エンターテインメント・ジャパン株式会社が提供する米国発の瞑想ポッド「OpenSeed」と凸版印刷が持つセンシングソリューションを連携させたものである。特徴は下記の3点である。

  • センシングにより効果の可視化を実現センシングソリューションにより、心拍測定などによる効果測定を実施する。これにより、瞑想ポッド体験後の効果を定量的に把握し、可視化を実現する。
  • オフィスなどで本格的な瞑想空間を実現瞑想ポッドが独立型で移動・設置が可能な構造のため、働き方改革を推進するオフィスなどに新たな施工をすることなく導入ができ本格的な瞑想空間を提供する。
  • 目的に応じたガイドコンテンツと連動した演出による瞑想体験を実現集中、リラックス、バランスなど目的に合わせてコンテンツを選択すると、最適なガイダンスや連動した照明・音響などを用いた瞑想空間を提供する。

提供開始に先立ち、東急不動産ホールディングス株式会社にて、2019年11月上旬から約2週間、社員の働き方改革の可視化を目的とした実証実験を実施した。心拍測定とアンケートの実施の結果、被験者のリラックス効果や疲労度の減少などが確認された。

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