比嘉さん、チヌ7匹で1位

 2月2日、泡瀬漁港を会場に第5回ダイワ銀狼カップ2020沖縄予選1回戦が開催された。この大会は競技時間内に釣り上げた生きたチヌ5匹までの総重量を競う。好天に恵まれたこの日、37選手は午前4時の開会式の後、思い思いのポイントで竿(さお)を出した。1位の比嘉正志さんは名護ポイントに直行、釣り開始の午前5時半に1匹目を釣り上げてから、ポイントを3回移動しながらコンスタントにチヌを釣り上げ、7匹を釣り上げた。2位の大城良さんも北部を中心に潮の状況に合わせてポイント移動して4匹を釣り上げた。3位の阿部幹雄さんはうるま市海岸で竿を出し、何度か良いアタリがあったが、針外れ等でなかなか釣り上げることができなかった。

 午前10時ごろに、アタリがあってもじっくりと待ってから合わせると、0.6号の竿が大きく曲がった。ハリスが1.5号なので無理はできない。5分ほど時間をかけて取り込んだのが52センチ、2280グラムの良型のチンシラーで、検量時に会場を沸かせた。4位の宮城啓佑さんはホームグラウンドの西崎海岸で3匹のチヌをそろえた。上位4人は来月15日に西崎一文字で実施される2回戦に出場する権利を勝ち取った。

▽1位比嘉正志 7匹4170グラム

▽2位大城良 4匹3594グラム

▽3位阿部幹雄 1匹2280グラム

▽4位宮城啓佑 3匹1480グラム

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

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