竹破裂させ 豪快厄払い 「鬼の目はしらかし」

大きな音と白い煙で厄払いなどを願った「鬼の目はしらかし」

 西臼杵郡に残る伝統行事「鬼の目はしらかし」は2日、高千穂町三田井の荒立神社であった。地元住民らでつくる本組降神会(興梠安徳会長、30人)が主催。町内外の約100人が、熱して膨張した竹を石にたたきつけた破裂音で厄払いや今年の五穀豊穣(ほうじょう)を願った。

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