あなたの「三角おむすび」を発祥地・川崎で コンテストで創作レシピ募集

昨年優勝した「カリカリ梅のバター醤油(しょうゆ)おむすび」

 東海道川崎宿が発祥といわれる「三角おむすび」の伝説にちなんだ創作おむすびコンテストが今年も行われることになり、レシピを募集している。書類審査、試食審査を経て選ばれた2作品は、4月5日に稲毛公園(川崎市川崎区)で開催されるまつりで販売。最終的な勝者を決める。

 コンテストは、川崎宿に泊まった8代将軍徳川吉宗の一行に、葵(あおい)の御紋に見立てた三角むすびを提供したという言い伝えを基にして企画。川崎宿ができて400年となる2023年を盛り上げようと、東海道川崎宿2023まつり実行委員会が、15年から毎年行っており、今年で6回目となる。

 昨年は100点のレシピが寄せられ、「カリカリ梅のバター醤油(しょうゆ)おむすび」が優勝を飾り、市内の飲食店でも商品化された。

 おむすびは三角形であることが必須。最大でも大人の拳程度(ごはん100グラム程度)のサイズとし、具材などは自由。川崎市以外からの応募も可。締め切りは2月20日。問い合わせは、区地域振興課電話044(201)3127。

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