TVのスピードガンでは最速157キロをマークするなど2回無安打無失点の好投
阪神の藤浪晋太郎投手が9日、日本ハムとの練習試合に先発しTVのスピードガンでは“最速157キロ”をマークするなど2回無安打無失点の好投を見せた。昨季0勝から復活を目指す背番号「19」は「真っすぐの感覚、良かった」と手応えを口にした。以下は試合後の主な一問一答。
――今季初の対外試合登板で2回無安打無失点
「良い点、悪い点あったがやろうとした課題もできた」
――今日の収穫は?
「真っすぐの感覚良かった。真っすぐと変化球のピッチングをしたいっていう風で入ったので。その辺りはできた」
――150キロ台を連発した真っすぐの感覚は?
「しっかり(指に)かかっている。空振り取れてる部分もある。狙っているコースとは違うが逆球でもしっかり指にかかっている」
――これまで山本昌臨時コーチからの指導もあった
「縦ぶり、縦ぶり。縦ぶりとそれだけで言うと安易ですが。自分が求めている感覚の使い方、しっかり出せたと思う」
――前回のシート打撃登板ではフォームがまだと言っていたが
「全体的に余裕持っては入れましたし、バッターとの間合い。その辺りも全体的に良かったと思う」
――今後に向け
「まだまだオープン戦、練習試合があるので結果残していかないといけない」
今後の課題は「もうちょっとストライク先行でいければ」
――初の対外試合で素晴らしい投球だった
「ある程度良かった。欲をいえばもうちょっとストライク先行だったり、フォークだったりもう少し遅いボールだったり試せたらよかったけど、悪くなかった」
――ボールが指に掛かっている感覚は?
「自分のやりたいフォーム、体の使い方だったりできている。まだまだ完璧じゃないが良い感じじゃないかと」
――この時期にスピードがかなり出ているが
「まぁ1月から投げてきているので。状態、体自体しっかり作ってきている。球速は自分の中で『腕振ったら出る』ぐらいの感覚なので」
――シート打撃登板から段階は進んだ?
「課題としていたことできたので、段階は踏めているのかなと思っています」
――2回無安打無失点と結果、内容も良かったが課題は?
「今日も課題いっぱいあった。もうちょっとストライク先行でいければ。四球、出す出さないは多少は自分の色というか特徴というか。そういうところは多少あるので。もうちょっと有利なカウントで進めればよかったのかなと」(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)