画像はインスタグラムより
10日、フジテレビ『とくダネ!』で笠井信輔アナの闘病生活の様子が放送されました。過酷な闘病生活の中でも前向きな姿勢を忘れない笠井アナに対し、視聴者からは「笠井アナ、マジですげーと思う」「辛くてもちゃんと状態を言葉にして伝えるアナウンサー魂すごい」といった声が寄せられています。
笠井アナは昨年の12月、『とくダネ!』の生放送で悪性リンパ腫にかかったことを告白。現在は抗がん剤などによる治療を受けています。抗がん剤の副作用では味覚障害や脱毛、睡眠障害などで苦しめられ、貧血による症状で自力で立てなくなったこともあると明かしています。
そんな中でも、入院して41日目には初めての外泊が許されて一時帰宅。自宅のお風呂でリラックスし、大好物のから揚げを食べるなど、安らぎの時間を過ごしたようです。そして自身ががんを患ったからこそ、改めて家族と向き合う機会ができたと明かし、『こんな悪性リンパ腫なんてなりたくもないさ。なりたくもないけども、悪いことばかりじゃないよ。そのいいことを、ひとつひとつ貯金していこうと思う』と語っていました。
こうした笠井アナの闘病生活の様子に、視聴者からは
「笠井アナの言葉すごくわかるな~。私はお母さんが病気にならなかったら、小さな幸せや大切なことに気付けなかった。病気になんてなってほしくないけど、悪いことばかりじゃない」といった声をはじめ、
「笠井アナ、マジですげーと思う。闘病の様子をTVで流す事に批判する人も居るかもしれない。副作用って個人差もあるかと思うが、辛い中でカメラに向かって話す気力が凄い。自分の時は、言葉を発するのもしんどかった」
「辛くてもちゃんと状態を言葉にして伝えるアナウンサー魂すごいな~。TV見てて泣きそうになっちゃったよ」
「とくダネ、笠井さんみてるとグッときちゃう。小倉さんも伊藤アナ、山崎アナも眉間にしわ寄せて目に力入れて感情出ないようにVTRみてる」
「インスタ見てると無理して元気に見せてるようで不安になるけど家族といるのを見ると本当に幸せそう。また絶対アナウンサーとして復帰して欲しい」
「とくダネの笠井さんの“いいことを貯金していく”ホントにいい言葉。日々、健康で家族が仲良しでいられる事が当たり前じゃなくて有難いと改めて感じた」
「笠井さん外泊でおうちに帰れて嬉しそう。見てて涙出る。笠井さん治療頑張って!復帰を待ってます」
といった声が寄せられていました。
また司会の小倉智昭氏は、久しぶりの外泊で食べていたのが『炭水化物と揚げ物ばっかりで、病人には心配な食べ物でしたけど』と心配を浮かべつつ、『でも、うまそうに食ってたね』と頬をゆるませてコメント。更に、自身も膀胱がんの闘病経験があることから『笠井くんの場合は病気になってみて、家族との向き合い方が今までとだいぶ変わって、気持ちの上で楽になった、力にもなるって言ってましたけど。僕の場合は逆にそれまでと全く変わらなかったんですよ。全く同じに接してくれたので、それはそれで心強いものなんだよね』と、それぞれ違いはあれど家族の存在が何よりも力になると語り、笠井アナにエールを送っていました。
笠井アナが過酷な闘病生活の中でも前向きな姿勢を忘れないのは、支えてくれる家族のためでもあるのでしょう。一日も早い回復を祈るばかりです。(文◎絹田たぬき)