県内の外国人労働者 2015年から倍増

 去年10月末現在の、県内の外国人労働者数は5563人で、2015年に比べて2倍近くに増加していることがわかりました。

 奈良労働局によりますと、去年10月末現在の県内の外国人労働者の数は、前の年に比べて1447人多い、5563人でした。これは、5年前に比べて2倍近く、また前の年に比べ、およそ35%増加しています。

国籍別にみると、ベトナムが1989人と最も多く、全体の35.8%を占め、次いで中国が24.9%を占めています。

産業別では、製造業が31.2%を占め、次いで卸売業・小売業などとなっており、背景には人手不足があると見られます。

奈良労働局では、技能実習生を積極的に受け入れていることなどが増加の要因と考えていて、今後も、大阪・関西万博などを控え、外国人労働者の受け入れは増加するのではないかとしています。

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