死亡装い保険金詐取 タイに15年潜伏も「疲れた」と帰国

 死亡を装って保険金をだまし取り、逃亡先のタイで15年余り潜伏生活していたものの、困窮して名乗り出てきた男と元妻が捕まった。保土ケ谷署は12日、詐欺の疑いで、大阪府堺市、自営業の女(60)と秦野市北矢名、無職の男(68)の両容疑者を逮捕した。

 逮捕容疑は、共謀して2014年11月下旬、男が生存しているにもかかわらず、保険会社に対して同容疑者の死亡保険金などの名目で女名義の銀行口座に現金約470万円を振り込ませ、だまし取った、としている。

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