歌劇団「歌劇ザ・レビューハウステンボス」 3月、福岡市に新劇場 3カ所目、500人超収容 全国へ発信強化

福岡市にオープンする新劇場のイメージ(歌劇ザ・レビューハウステンボス提供)

 長崎県佐世保市のハウステンボス(HTB)から誕生した歌劇団「歌劇ザ・レビューハウステンボス」の新しい劇場が3月、福岡市にオープンする。HTB、ラグーナテンボス(愛知県蒲郡市)に次いで3カ所目の専用劇場。九州の新しい拠点として、全国への発信力を強める狙い。
 健康食品大手のやずやグループ(福岡市)と外資系総合不動産業、ジョーンズラングラサールが運営する複合施設「island eye(アイランドアイ)」(福岡市東区)内に整備。福岡進出を考えていたこともあり、参入を決めた。
 立ち見を含めて500人超を収容できる。1日2~3回の公演を想定し、料金は1人4500円。3月27日に開業する。
 歌劇団は2013年7月に結成。現在、5チーム約80人が在籍し、2カ所の専用劇場をはじめ、国内外で公演を開いている。
 歌劇ザ・レビューハウステンボスの坂本和子代表は「福岡でしっかりと根ざし、九州を代表する劇団に育て上げたい。東京や大阪などの全国区を目指し、新たなファンの獲得も図りたい」と語った。

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