急速に進むタクシーのキャッシュレス化
日本交通の都内タクシーにおける現金利用の比率は年々減少傾向にあり、2015年に売上の約6割あった現金支払が、2017年には約半数となり、2019年では4割を切るまでになった。また、タクシー配車アプリの普及も合わせ、わずか数年でタクシー利用のキャッシュレス化が急速に進んでいる。
それを受け日本交通は、タクシー配車アプリ「JapanTaxi」への対応やセルフレジ型マルチ端末「決済機付きタブレット」の導入を通じて、タクシーのキャッシュレス化を進め、支払い手続きの手間の軽減とスピーディな降車を実現し、タクシー利用の満足度向上を図っている。
インバウンド対応へ向け、キャッシュレス化を推進
キャッシュレス化は、乗務員における現金管理の簡素化・防犯につながる。また、インバウンド需要が増加する中で、訪日外国人観光客の利便性向上、需要の取り込みにも寄与するものと期待されている。
日本交通の都内タクシーでは既にキャッシュレスの割合が6割以上となっており、今後も加速するキャッシュレス化を見込んだ対応をいち早く行った。
キャッシュレス消費者還元対応の概要
対象期間
2020年2月11日(火)~2020年6月30日(火)
対象車両
・日本交通(東京23区、武蔵野市、三鷹市)
・日本交通立川(立川市、調布市、稲城市、町田市)、日本交通横浜(横浜市、川崎市、大和市、小田原市など)
・日本交通埼玉(さいたま市)
・東京・日本交通(大阪市、守口市、高槻市、京都市、神戸市など)
・さくらタクシーグループ(大阪市)
合計6,016台(2020年2月10日時点)
※対象車両にはポイント還元のステッカーを掲出
対象となる支払い手段
クレジットカード:Visa、JCB、American Express、MasterCard、DinersClub
交通系IC:Suicaなど
電子マネー:楽天Edy、iD、QUICPay、WAON、nanaco
決済アプリ:JapanTaxi Wallet、Origami pay、LINE Pay、d払い、メルペイ、au PAY
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