　きょう14日(金)は西から次第に雲がかかり、西日本では雨の降る所が多くなりそうだ。九州南部や奄美は雷を伴った激しい雨となるおそれがある。北～東日本も雲が多くすっきりしない天気となる見込み。

　日中はきのうより気温が下がる所が多いものの、広く3～4月並みの暖かさとなりそうだ。

西から雲広がる　九州南部・奄美は激しい雨のおそれ

　前線や東へ進む低気圧の影響で、きょうは西から雲が広がる。

　午前5時現在、鹿児島県を中心に雨となっているが、この後九州や四国も広く雨となり、中国や近畿も昼前後を中心に雨が降りやすい見通し。
　低気圧に近い九州南部や奄美では、雷を伴った激しい雨の降るおそれがあり、注意が必要だ。
　ただ、天気の回復も早く、午後は西から晴れ間の出るところも多くなる。

関東や東海　夜は一部でにわか雨も

　北～東日本は、広い範囲で午後を中心に雲が広がりすっきりしない天気となる見込み。
　関東や東海も、夜になると一部でにわか雨がある見通し。折りたたみ傘があると安心だ。

　きのう木曜日の日中は、全国的に時季外れの暖かさとなり、静岡や高知などでは23℃を超えるなど、初夏のような陽気となった所もあった。

　きょうは全国的にやや気温は下がるが、それでも東～西日本は15℃前後まで上がり、3～4月並みの気温となる予想。朝晩の冷え込みも厳しくなく、比較的過ごしやすい一日となりそうだ。

　時季外れの暖かさは16日(日)にかけて続く所が多く、暖かい週末となる見込み。
（気象予報士・保科　宗一朗）