第69回郡市対抗県下一周駅伝 第3日見どころ

第3日コース

 大村・東彼の総合V2は濃厚になった。混戦の2位争いは予想が難しい。長崎と佐世保が有力だが、最後まで目が離せない展開になりそうだ。
 首位大村・東彼のリードは第1日から2倍以上に増えた。アクシデントさえなければ逆転される可能性は低く、最終日は手堅くレースを進められる。後半に安定感のある選手が並ぶため、前半をうまく乗り切りたい。
 2位長崎は壮年に絶対の自信を持つ。第2日に区間賞を獲得した入濵(瓊浦高)と川内(鎮西学院高)も投入。通称「日見峠越え」の17区にエース格の小畠(順大)を持ってきた。
 3位佐世保は第1、2日に多くの主力を起用済みだが、順位を落とさずに前半を乗り切れば3位以内が見えてくる。急きょ最長区間の1区を任された福地(アイワ商事)が鍵を握る。4位西彼・西海は1区片山(平成国際大)、11区江口(駒大)ら大学生を軸に、9年連続で「3強」の座を守りたい。5位対馬、6位諫早も上位に食い込める位置につけている。ともに序盤がポイントか。
 7位島原半島、8位五島はまずタイム差を縮めたい。9位北松・松浦は躍進賞を狙う。10位壱岐、11位平戸の巻き返しも期待される。

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