「2分の1成人式」で将来の夢発表 南島原・布津小

親への感謝の気持ちを語る4年生=南島原市、布津小

 20歳までの折り返しとなる10歳の児童の成長を祝う「2分の1成人式」がこのほど、南島原市布津町の市立布津小(林興一郎校長、162人)であった。4年生28人が感謝や将来の夢を発表。保護者が見守る中、“これまで”と“これから”の自分に向き合った。
 児童は、家族との思い出や看病してもらったことなどを振り返り、「もっと大きくなる」「もっと優しくなる」と力強く決意。わが子の成長に涙ぐむ保護者もいた。
 倉橋煌聖(こうせい)君(9)は「家族には埼玉県や広島県とか遠くに旅行に連れて行ってもらった。大人になったらトラックの運転手になり、恩返ししたい」と話した。

 

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