サッカー・J1リーグ昇格に向け機運を高めようと、車体にV・ファーレン長崎のクラブカラーやロゴ、マスコットのヴィヴィくんをあしらった長崎電気軌道の路面電車が16日、長崎市内で運行を始めた。
同社は1月から全車両にフラッグを掲げるなど、チームを応援。さらに市民と一緒に昇格への機運を高めたいと、車両のラッピングを無償で施した。
車内は、芝生プリントでピッチをイメージ。車内広告に選手のプレー写真を掲示し、運行状況などを知らせるモニターにも試合情報を表示するなど「みんな一緒に応援している気持ちが分かっていただけると思う」と長崎電気軌道の中島典明社長（63）。V長崎の高田春奈社長（42）は「細部までこだわりが見えて感激。チームの雰囲気も明るく、後はやるだけです」と期待を込めた。
長崎電気軌道のインターネット運行状況提供サービス「ドコネ」で、車両の現在地などが確認できる。
