和菓子の定番「団子」豆知識!みたらし、あんこ、醤油など種類も徹底解説

日本ならではのスイーツ・団子。街の和菓子屋さんはもちろん、コンビニやスーパーでも手軽に購入できる、日本人にとって最も身近な和菓子です。今回はそんな団子の基礎知識と、美味しいお店をご紹介!

団子とは?

団子とは、上新粉(うるち米を加工した粉)にお湯を加えて練り、丸めてから蒸したもの。弾力のある食感が特徴ですよ。また、その丸めた状態のものを竹串に3~5個刺しているのも特徴です。
団子の歴史は古く、今から1300年ほど前に中国から持ち帰った「団喜(だんき)」に由来します。これは米の粉をこねて丸め、茹でて甘みを付けたもので、仏前のお供え用でした。その後、今から400年ほど前には現在の竹串に刺すスタイルになっていたようです。

団子の種類

お店で手軽に手に入れられる団子には、餡団子、みたらし団子、草団子などがあります。
まず餡団子とは、小豆を煮て潰し砂糖を加えた餡を団子の上にかけたもの。餡のしっかりした甘みがおやつにぴったりです。甘いものが苦手な方におすすめなのは、みたらし団子。とろみのある醤油味のたれが掛かった団子ですが、醤油味とはいえ少し甘みも加えているので、たれの甘じょっぱさと団子のほのかな甘みがよく合います。
また、団子自体によもぎという草を練りこんだ草団子も人気。爽やかなよもぎの香りがして、餡を乗せても美味しいですよ。
ピンク色の団子は、食紅などで色を付けているだけなので、味は白いものと変わりません。
ちなみに団子はうるち米から作られるので、1本で約130カロリーほど。朝食の代わりにしても、しっかりエネルギー補給ができそうですね。

餡団子

みたらし団子

東京旅行で食べるなら!おすすめのお店

言問団子(とうきょうスカイツリー駅)

まずは東京観光で人気の東京スカイツリーや浅草から徒歩圏内で、イートインもできる老舗「言問団子」をご紹介します。
店名にもなっている「言問団子」は、柔らかい団子を3種類の餡で包んだもの。串には刺さっておらず、白いんげん豆から作られる白餡、小豆餡、そして黄色の味噌餡の3種類があります。味噌餡の団子はあまり見かけない味ですが、味噌の香りと白いんげん豆の上品な甘さは相性抜群!お土産(6個入り1,380円~)でもイートイン(3個・お茶付き720円)でも3種類全て味わえるので、ぜひ食べ比べてみてくださいね。

浅草きびだんご あづま(浅草)

「たかきび」という穀物を使ったきびだんごに、香ばしいきなこをまぶして食べる「できたて きびだんご(5本入 350円)」が人気のお店。できたての団子は素朴で優しい味わいです。自宅で茹でるタイプの「おみやげ きびだんご(要冷蔵・10本入 650円)」もお土産におすすめです。

スーパーやコンビニでも買える団子

専門店へ買いに行く前に、一度手軽に団子を味わってみたいならコンビニやスーパーで探してみましょう。例えばヤマザキの串団子は餡やみたらし、三色団子の3本入りが100円程度で販売されています。コンビニチェーンのデイリーヤマザキやスーパーで購入できますよ。

いかがでしたか?この記事を読んで興味を持ったら、ぜひ日本の伝統的なスイーツである団子を食べてみてくださいね。手軽に買える団子ですが、和菓子の魅力をしっかり味わえるはずです。

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