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強い寒気が流れ込んだ県内は17日、全域で冷え込み、五ケ瀬町やえびの市などの山間部で降雪を観測した。宮崎地方気象台によると、同町鞍岡では同日午後2時に最低気温の平年値を下回る氷点下1.7度を観測。最高気温は山間部を中心に10度以下となり、高千穂町3.4度、西米良村6.4度、えびの市加久藤7.2度などだった。
五ケ瀬町鞍岡では、17日明け方から日中にかけて雪が降り続け、集落は真っ白な雪景色が広がった。午後1時ごろには同地区中心部で積雪が10センチ以上となり、タイヤにチェーンを装着した車が行き交った。
同町は18日も明け方にかけて大雪が見込まれ、特産センターごかせの飯干啓司店長(49)は「自宅の庭は20センチほど積もっていた。通勤する朝方は路面凍結も考えられるので、車の運転に気を付けたい」と話していた。