路面電車を運行する長崎電気軌道（長崎市）は3月1日限定で、次期ICカード「nagasaki nimoca（ナガサキニモカ）」の記念カード5000枚を先行販売する。通常カードは、サービス開始前の7日に発売する。
記念カードは県交通局（長崎市、県営バス）と共同製作した。長崎電気軌道のマスコット「ながにゃん」と県営バスの「ポポル」をデザイン。背景には出島の扇形をベースに眼鏡橋などの名所を並べ記した。台紙はA（外面が黒色、内面が赤色）とB（外面が水色、内面が白色）の2種類から選べる。
1日午前10時～午後5時、長崎市川口町の長崎西洋館1階で販売する。1人2枚まで購入可能。金額2千円や機能は通常カードと同じ。
長崎電気軌道はナガサキニモカのサービスを3月22日に開始する。利用者の混乱を緩和するため、発売や積み増し（チャージ）など一部の窓口業務を7日から前倒しで始める。場所は浦上車庫営業所や蛍茶屋営業所、西浜町臨時発売所（月初めと月末のみ営業）。
一方、県営バスは6月にサービスを開始する。記念カード5千枚を発行するが時期は未定。
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