値段じゃなくこだわりと個性でドヤる!
クルマ好きの諸先輩方はよくご存じかと思いますが、今回ご紹介するのは、
でも有名になった2代目500(チンクエチェント)の現代版。
全長3.6メートル未満のちっちゃなボディと、丸めヘッドライト、フロントグリルにあしらわれたメッキのアクセントラインが2代目の要素をうまく取り入れています。
「チンクエチェントでドヤれるのか?」と言われそうですが、高級車じゃなく、「私は個性的なこだわりがありますよ?」というドヤりもアリではないか…。
そんな、適度にやや尖った存在がフィアット 500(チンクエチェント)なのです。
ちなみにフィアット 500/500チンクエチェントは、昨年秋に日本輸入累計5万台を突破しています。詳しくは以下の記事をご覧ください。
ドヤポイント その1:唯一無二のデザイン
これは四の五の説明する必要はないと思いますが、チンクエチェントの魅力は何と言っても、国産のコンパクトカーはおろか、軽自動車でも実現できない個性的なデザイン。
使い勝手や居住性を考えればできるだけ四角い方が効率的ですし、運転のしやすさで言えば、あまりラウンドしていない方が見切りが良くなります。
しかし、チンクエチェントは往年の愛らしさを優先したデザイン。そんな割り切ったところが、オーナーのこだわりをシレっとドヤれるポイントなのです。
ちなみに…今流行りのカーリースでフィアット 500チンクエチェントに月額3万円で乗れちゃうというサービスも。詳しくは以下の記事をチェック!
ドヤポイント その2:2気筒900ccのツインエアーエンジン
日本には、1,240ccの4気筒エンジンモデルと875ccの2気筒モデルが導入されていますが、「ドヤる」ということで言えば、断然2気筒モデルがオススメ!
今でこそ3気筒の1.0リッターダウンサイジングエンジンなんてのも珍しくありませんが、チンクエチェントの2気筒モデルが登場したのは2010年(日本では2011年)です。
演出としてあえて残しているという独特の振動や音、そして2気筒ならではの太いトルクは、4気筒以上のエンジンでは味わえない魅力があるのです。
また独特な乗り味だけじゃなく、カタログ値24km/Lという低燃費であるため、ママさんがセカンドカーとして乗るには申し分ない実用性も備えています。
フィアット500(チンクエチェント)を買うなら注意してほしいポイント!
これはドヤポイントにしようか悩んだところなのですが、ATモード付2ペダルMTであるデュアロジックの扱いにはやや注意が必要です。
もちろん普通にATモードで街中を走っているだけならそれほど問題ないのですが、注意したいのはちょっとした坂道での停車。
ちょっとした坂道の場合、通常のATであれば、無意識に軽くアクセルだけで停止していることがあると思います。
しかしデュアロジックでは、通常のマニュアルトランスミッションと同じ単板クラッチを使用しており、軽くアクセルに足を載せておくとクラッチに大きな負担となることがあるのです。
当然、絶対に壊れる! とまでは言いませんが、整備士時代「どう見ても使い方が悪かったね」と言いたくなるチンクエチェントに何台か出会ったことがアリ…。
デュアロジックに限らず、機械式クラッチを使用している車種は、坂道では教習所で教わった通り、サイドブレーキを使用した“坂道発進”を心がけましょう!
[筆者:増田 真吾]
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当企画では、「〜万円以下でパパ・ママ友にドヤれる外車」をテーマに、選定した外車(中古車/MOTA調べ)の魅力を「ドヤポイント」と称して、サクッと紹介していきます。
次の更新は2月26日(水)。次回もお楽しみにー!
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