「2020年最初に死球を受けるアストロズ選手」は? 元DeNAグリエルの名前も…
アストロズのサイン盗みは他球団の選手から憎まれ、ファンからは半ば“コケ”にされ始めている。そんな中、米スポーツ専門メディア「ブリーチャーレポート」が運営するブックメーカー「BRベッティング」は「2020年最初に死球を受けるアストロズ選手」のオッズランキングを発表。ファンが最も早く「ぶつけられるだろう」と考えた選手は誰だったのだろうか。
名前が上がったのは8人の選手。その中で3人の選手、ジョシュ・レディック外野手、ヨルダン・アルバレス外野手、マイケル・ブラントリー外野手が並んで最も高配当、つまり“最速”で死球を当てられる確率は低いと考えられた。
この3人が100ドル(約1万1000円)の賭け金で、30倍の3000ドル(約33万円)が得られるのに対し、5位の元DeNAユリ・グリエル内野手は確率がグッとあがり、600ドル(約6万6000円)の配当金となっている。昨季の先頭打者、ジョージ・スプリンガー外野手は4位で450ドル(約4万9500円)だった。
1位は3.5倍、ファンの予想は「普通に考えれば先頭打者」「100%でアルトゥーベ」
2位にはホセ・アルトゥーベ内野手、カルロス・コレア内野手が4倍の400ドル(約4万4000円)で並んだ。アルトゥーベといえばキャンプ地で行われた謝罪会見で完全否定こそしたが、サインを知らせるブザーを着用していたという“疑惑”もくっついている。そんなアルトゥーベを上回ったのが、アレックス・ブレグマン内野手。3.5倍の350ドル(約3万8500円)だった。ファンもこのオッズランクに大盛り上がりで、コメントには様々な推論が並べられた。
「普通に考えれば先頭打者だろう」
「先頭打者」
「ブレグマンがシーズン初打席の初球でぶつけられるのか」
「カルロス・コレアは顔面死球だな」
「間違いなくホセ(アルトゥーベ)だろ」
「100%でアルトゥーベ」
「レディックはもっと上の方にいるべきだと感じるが」
「最初にぶつけられるのは、初戦の先頭打者だよ」
「カルロス・コレア」
「爆笑」
今季はダスティ・ベイカー新監督が就任したこともあり、打順がどうなるかは不透明だが、昨季まではスプリンガーが1番を務めることが多かった。アルトゥーベは数試合で先頭打者になり、ブレグマンはシーズン中盤に2番での起用も見られた。ファンに好印象ではないブレグマンか、先頭打者か、はたまた何も起こらないのか。ロブ・マンフレッドMLBコミッショナーは「報復死球は許されない」と通達したというが、果たして“平和的解決”となるだろうか。(Full-Count編集部)