琉球銀行、台湾の交通系IC「悠遊カード」と提携 加盟店拡大も支援

琉球銀行は、台湾の交通系IC「悠遊カード」を展開する悠遊卡股份有限公司(EASYCARD CORPORATIO)と提携を結んだと発表した。台湾政府当局から認可取得後、今年7月を目処に国内初となる悠遊カードの加盟店業務を開始する

「悠遊カード(EasyCard)」は、台湾最大手の交通系ICカード。地下鉄やバスなどの交通機関のほか、コンビニ・スーパーや飲食店などでも利用できる。また、台湾国内の他のICとの連携も進んでおり、幅広いエリアで使用できる点が強み。しかし、台湾国内では最大手に位置付けられているものの、これまで台湾国外では利用できなかった。今回、琉球銀行が「悠遊カード」を誘致したことで今回の提携が実現。日本国内での展開を支援することになる。

琉球銀行の発表によると、琉球銀行が悠遊カードを取り扱うプラットフォームを構築し、他のカード事業者や金融機関へ展開する。特に、特に台湾人観光客が多い地域をターゲットに据え、加盟店拡大を図るという。

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