新型肺炎 長崎県が新態勢導入 検査時間を短縮 担当課長会議で報告

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、長崎県は19日、県庁で担当課長会議を開いた。県は新しい検査態勢の導入により、検査時間が従来より短縮されると報告した。
 会議後、県は報道陣の取材に、県内ではこれまでに3人が行政検査を受け、全員が陰性と判定されていたことを明らかにした。
 県によると、14日に「リアルタイムPCR法」による検査を実施できる態勢が整った。これにより、検査時間は従来の約半分の5~6時間に短縮されるという。担当者は「相談件数の増加が予想される。対応できる態勢の強化に向け調整している」と話した。
 会議では、国内外の発生件数の推移や県の対策の進行状況について報告があった。

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