プレミアリーグで長く戦ってきたジョゼ・モウリーニョとジョゼップ・グアルディオラ。世界最高クラスの指導者として長くその名を轟かせている。
『FourFourTwo』はこの両者の下でプレーしたことがある12名のスター選手を特集している。
エイドゥル・グジョンセン
モウリーニョ監督とプレー:2004~2006
グアルディオラ監督とプレー:2008~2009
チェルシーで長くプレーし、モウリーニョの下では中盤もこなすなど様々な形でチームに貢献した。
2006年からはバルセロナへと移籍し、レギュラーとは行かなかったものの2008-09シーズンにはグアルディオラの下で三冠を経験している。
アリエン・ロッベン
モウリーニョ監督とプレー:2004~2008
グアルディオラ監督とプレー:2013~2016
オランダの得点力あふれるウイングは、かつてチェルシーやレアル・マドリーで度重なる怪我に苦しめられたものの、バイエルン・ミュンヘンでキャリアの頂点を迎えた。
その時期にはジョゼップ・グアルディオラ監督の下でプレーしており、絶対的なレギュラーとして数多くのゴールを生み出した。
クラウディオ・ピサーロ
モウリーニョ監督とプレー:2007年
グアルディオラ監督とプレー:2012~2015
モウリーニョがチェルシーを解任された2007年に加入したため、僅かな期間だけしか指導を受けていない。
一方グアルディオラが率いるバイエルンでは2シーズンに渡ってプレーし、主に切り札となるサブエースとして高い得点率を記録している。
ペドロ
モウリーニョ監督とプレー:2015年
グアルディオラ監督とプレー:2007~2013
バルセロナで長くプレーしたペドロ。しかもBチームでもグアルディオラの指導を受けていたことから、まさに愛弟子という存在だ。
2015年にはチェルシーへと移籍。そのシーズンにモウリーニョが解任されているため、僅かな期間だけだった。
サミュエル・エトー
モウリーニョ監督とプレー:2009~2010、2013~2014
グアルディオラ監督とプレー:2008~2009
モウリーニョが好んだ選手という印象もあるが、実はインテルでもチェルシーでも短期間だけしかともに戦っていない。
グアルディオラとはバルセロナの最終年度に1シーズンだけプレーしており、その際には三冠に貢献している。
ズラタン・イブラヒモヴィッチ
モウリーニョ監督とプレー:2008~2009、2016~2018
グアルディオラ監督とプレー:2009~2010
この両監督とともにプレーした選手として有名な者の一人がズラタン・イブラヒモヴィッチだ。
ただ、モウリーニョとはかなり馬があった一方でグアルディオラとは全く上手く行かず、バルセロナでは対立の末に1年でチームを去ることとなった。
マクスウェル
モウリーニョ監督とプレー:2008~2009
グアルディオラ監督とプレー:2009~2012
イブラヒモヴィッチの親友(舎弟?)的な存在であるブラジル人DFマクスウェル。同時期にモウリーニョの下でもグアルディオラの下でもプレーした。
彼はバルセロナでグアルディオラに重用されたため3シーズンに渡って所属し、その後PSGでイブラヒモヴィッチと再会している。
シャビ・アロンソ
モウリーニョ監督とプレー:2010~2013
グアルディオラ監督とプレー:2014~2016
リヴァプールから2009年にレアル・マドリーへと移籍し、その1年後にジョゼ・モウリーニョ監督の指導を受けた。中盤の核として攻撃を司る存在に。
そして2014年にはジョゼップ・グアルディオラが率いるバイエルンへ。センターバックをこなすなどプレーの幅を広げ、そのままドイツで現役を引退した。
セスク・ファブレガス
モウリーニョ監督とプレー:2014~2015
グアルディオラ監督とプレー:2012~2013
アーセナルで長くプレーしたあと、自身が育った愛するバルセロナに帰ったセスク。しかしセンターフォワードでのプレーを余儀なくされるなど本領発揮することはできなかった。
2014年にチェルシーへと移籍すると、そこでジョゼ・モウリーニョ監督と初対面。プレミアリーグでの再挑戦1年目で優勝を果たしている。
アレクシス・サンチェス
モウリーニョ監督とプレー:2018年
グアルディオラ監督とプレー:2012~2013
両監督とともにプレーしたが、どちらともあまりうまく行かなかったサンチェス。
バルセロナ時代にはグアルディオラの下でレギュラーを獲得できず、前線の一角に食い込めないままアーセナルへと移籍することに。そしてムヒタリャンとのトレードで加入したマンチェスター・ユナイテッドでは完全に不良債権化してしまった。
ケヴィン・デブライネ
モウリーニョ監督とプレー:2013年
グアルディオラ監督とプレー:2016年~
チェルシーが逃してしまった天才の一人であるデブライネ。モウリーニョ政権下のチームに加入したもののほとんど出番を得られず、ドイツに放出されたあとで大ブレイクした。
マンチェスター・シティでプレミアリーグに再挑戦すると、急速に世界最高クラスの司令塔へと成長していった。今やグアルディオラのチームに欠かせない選手。
バスティアン・シュヴァインシュタイガー
モウリーニョ監督とプレー:2016年
グアルディオラ監督とプレー:2013~2015
バイエルンで長くプレーしたシュヴァインシュタイガー。晩年にグアルディオラ監督の指導を受けたものの、出場機会はやや減少していた。
それを受けて2015年にはマンチェスター・ユナイテッドへとフリーで移籍。ただモウリーニョの下では怪我とポグバの加入で全く出番がなくなり、リザーブ行きを命ぜられたことも…。