新駅ができたら【私鉄に乗ろう99】ひたちなか海浜鉄道湊線 その8

トップ画像は、東海交通事業から来たキハ11-7(東海交通事業時代の旧204)のラッピング車両。那珂湊駅。

「試験用」と書かれたQRコードが立っています。何の試験でしょうか?

平磯駅から次の磯崎駅までの駅間は2.5km。御存知の様にひたちなか海浜鉄道は終点の阿字ヶ浦駅から国営ひたち海浜公園の南側を通って公園西口付近を終点とする約3kmの路線延伸が実施に向けて進められています。その延伸計画に並行して平磯駅と磯崎駅の間に新駅を設けるという計画もある様です。

沿線には住宅が多い部分と疎らな部分があります。新駅ができたら住民が増えるかもしれませんね。

ひたちなか海浜鉄道の社長吉田さんは富山万葉線からひたちなか市に移り住んだ方です。ひたちなか海浜鉄道沿線の住みやすさを強調されていたことは書きました。日立工機(現・工機ホールディングス)関係者も転勤でやってきて、この土地が気に入って定年後も住み続ける人が多いそうです。那珂湊魚市場で新鮮な魚介類が手に入りますし、気候も温暖で素晴らしいとのこと。あの新鮮なお魚は大いに魅力です。

また10パーミルです。

東(海)側には住宅が並びます。この先は2km近く真っ直ぐ北上します。

農地の真ん中を進みます、風が吹くと土埃が舞うので窓を開けていられません。これは農作物が並ぶ頃までは仕方無いのかな。

直線が終わる辺りに次の駅が見えました。

平磯駅から2.5km、磯崎駅です。この駅もホームがカーブしています。手前左にも「試験用・QRコード」があります。

私事ですが、筆者は2008年(平成20年)のiPhone3G以降スマホはiPhoneを使っています。実はQRコードを読み取った経験がありません。とりあえずiPhoneにアプリを入れるのが面倒だったのと、QRコードを読み取る必要を感じて来なかったのです。現在も古いiPhone6を使用中。ほとんど電話としてよりもiPodとして移動中の音楽再生に使っています。業務用にLINEは使いますが、ネットもメールもしません。旧態已然たる爺なのです。

駅出入口は最も北側にあります。手前のミラーは2両編成用。1両の場合は奥のミラーの間に収まります。

乗ってくる人は居ませんが、どの駅でも降りる人がいます。学生さんが多いです。

ノンビリ乗ってきましたが、次は、いよいよ終点の阿字ヶ浦です。

【私鉄に乗ろう99】ひたちなか海浜鉄道湊線 その9 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)

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