三重県内の催しに影響 新型コロナウイルス感染拡大

明日から3連休ですが、新型コロナウイルスの影響は三重県内の催しにも出ています。

北海道の名付け親、松浦武四郎をたたえる「武四郎まつり」に参加を予定していた北海道のグループが、濃厚接触者との接触があったとして参加を取り止めました。

このグループは、アイヌ文化を伝える「札幌大学ウレシパクラブ」です。

北海道内の感染者に濃厚接触した人と、メンバーが会話をするなどしていたため、活動を自粛すると20日夜に連絡があったということです。

これに伴い、22日にみえこどもの城で予定されていた文化体験交流会と、23日の「武四郎まつり」でのアイヌの古式舞踊披露が中止となりました。

また、北海道の鈴木知事も松阪市を訪問する予定でしたが、道内での感染拡大を受け訪問中止を決めています。

松阪市の竹上市長は、今回は残念だとしながらも「武四郎まつり自体は万全の対策で開催する」と話しました。

松阪市では、来場者へのアルコール消毒を促し、風邪のような症状がある場合は来場を断わるほか、全てのスタッフがマスクを着用するということです。

そのほか、県内では「ばんこの里フェスタ」や鈴鹿サーキットのイベントなど、中止が決まった催しがあります。

連休の催しなどにお出かけの際は、開催の有無を確認してから出かけるようにして下さい。

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