25日から2次試験 マスク着用を呼び掛け 長崎大と県立大

正門に立て看板を設置する職員=長崎市文教町、長崎大

 国公立大の2次試験が25日の前期日程を皮切りに始まる。長崎大と県立大では21日、それぞれ立て看板の設置や試験会場の設営などがあり、職員らが試験に向けて準備を整えた。両大は、受験生が新型コロナウイルスに感染して受験できない場合でも、追試験などの特別な救済措置は取らない方針。
 長崎大は、咳やくしゃみなどの症状がある受験生には試験中のマスク着用を求める。また、両大はこれらの症状がない受験者についてもマスクの着用を認め、体調不良を申し出た受験生は別室で受験してもらう。試験会場入り口には、例年通りアルコール消毒液を設置する。
 一方、県教委は3月10、11日に実施する公立高入試について、新型コロナウイルスに感染して受けられなかった生徒には追検査を認める。追検査はインフルエンザで受けられない場合などを想定し、同18日に設定していた。追検査も受けられない場合の対応については検討中という。

© 株式会社長崎新聞社