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移転工事を進めてきた雲仙市小浜町の公立新小浜病院で22日、開所式があった。関係者約80人がテープカットで祝った後、市民向けの内覧会もあった。外来診療の開始は3月2日から。
島原半島の中核病院の一つである同病院は、2018年6月に着工。鉄筋コンクリート6階建てで延べ床面積約7700平方メートル。現病院から約150メートル離れた国道沿いに建設。新たに透析部門を設置し、患者の利便性を高めるため、1階に外来診療部門を集約した。
病床数は現行の150床を維持し、16診療科目で外来患者数は1日130人~180人を見込む。開所式で管理者の金澤秀三郎市長は「常に患者の立場に立ち、市民の期待に応えるような医療を提供していく」と式辞を述べた。
内覧会では、市民らが病室や待合室などを見学した。