昭和を必死に生きた世代に送る。あの頃が薫る 昭和ノスタルジー短編小説『座席』

昭和を必死に生きた世代に送る、 あの頃の景色がよみがえる表題作『座席』を含む短編小説集が発売された。あなたの記憶の底にある昭和がよみがえる作品。 懐かしさを堪能できる。表紙カバーの装幀は、 著者の知人の画家(笠野勝氏)の手によるもの。 小説のイメージに合わせて描かれた水彩画だ。

ローカル線の1座席に座り合わせた男女。 何の関わりもないと思われた乗客同志だが、 1週間後の同じ列車、 同じ座席でそれぞれの人生が絡み合う。

未来と猫と

近未来を予測できるひとりの男子高校生。 彼が思いを馳せる友情とは、 未来とは。 そして未来予測の果てに起きた衝撃の結末。

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