V長崎 最終ラインに“元 清水カルテット”

© 株式会社長崎新聞社

 明治安田J2第1節(23日・トランスコスモススタジアム長崎ほか=11試合)V・ファーレン長崎は、昨季J2リーグ20位の栃木に1-0で競り勝ち、J1復帰に向けて白星発進した。

 3バックの左から二見、角田、フレイレ、そしてGK高木和は“元J1清水カルテット”。栃木の勢いある攻撃を封じ、開幕戦白星に貢献した。移籍後初得点が決勝点になったフレイレは「自分のゴールよりも、チームの勝利がうれしかった」と白い歯をこぼした。
 元日本代表の矢野ら強力な攻撃陣を擁する栃木。テンポよくクロスを入れてくる相手に、いい距離感を保って組織的な守備で対応した。加入2年目の角田が中央でバランスを取り、新加入の2人も当たり負けない対人の強さを発揮していた。
 打たれたシュートは7本。危ない場面もあったが、背番号「21」の守護神が好セーブでしのいだ。J2のデビュー戦だった24歳は「最初は硬くなった部分もあったけど、90分を通して失点ゼロで終わったのはよかった」と胸を張った。
 4人全員が清水で同僚だった。「まさか、ここで一緒にやると思わなかった」(高木和)という守備陣。ピッチ上で気兼ねなく声を掛け合い、連係面の修正も図った。ただ、フレイレが「課題もあった。これから41試合ある。もっといい内容を見せていきたい」と振り返ったように、まだ満足はしていない。
 縁あって再び結びついたカルテット。J1復帰に向けて、より強固な最終ラインを築いていく。

 


関連記事