事故車売却は、スピード重視!
システム開発背景
個人ユーザーからの事故車売却依頼を年間約1万8000件受け付けているタウは、これらユーザーに対し「売却先の決定要素」に関するアンケートを実施した。その結果、「買取金額の高さ」に次いで、「対応スピードの速さ」が重要視されていることが分かった。
その背景には、事故をしたユーザーが「修理あるいは売却の意思決定を早くしたい」、「複数社への見積や査定の立ち合いが面倒」といった理由が挙げられる。
買取金額が即座にわかる!
このような背景から、スピードや手軽さを優先するユーザーのニーズに応えるため、車両情報と損傷状況を入力すると即座に買取金額が分かる「オンライン事故車査定システム」が開発された。これは目安の金額ではなく実際の買取金額を提示するもので、金額に納得した場合そのまま買取申込みまで進めることができる。
事故に遭ったユーザーに「高額修理」や「廃車」のほかに、「売却して乗り換える」という新たな選択肢を提供することで、タウは事故車の買い取りによる経済面でのサポートを目指す。
システムの特徴
タウの既存システムは世界中の中古車流通相場をもとに価格を算出していたが、事故車の買取価格をより正確に提示するためには、そこから修理費用を正確に算出する必要があった。
今回の新システムでは、ユーザーが最低限の損傷状況を入力することで、自動的に修理代を算出することができる「修理代算出システム」を開発した。
システムの概要
■計算ロジック:世界の中古車流通相場と独自に開発した修理代算出システムによる算出
■利用料:無料
■初年度利用者数:1450件(目標値)
※サービスの提供は2020年3月初旬から