プレミアリーグで「過大評価されてる」選手、ワースト5

昨年夏から行われてきたプレミアリーグ。世界で最も裕福なコンペティションであり、選手の価値もうなぎのぼりとなっている。

しかし、時には事前の評価と価値のほうが先行してしまったような選手も…『Sportskeeda』から、「プレミアリーグで最も過大評価されている5名の選手」を紹介する。

5位:ハリー・マグワイア(マンチェスター・ユナイテッド)

8000万ポンド(およそ115.8億円)もの移籍金で獲得された選手として考えれば、ハリー・マグワイアはまだそれが誇大広告だったということを払拭できていない。高い期待を受けてオールド・トラッフォードにやってきたが、クラブの不安定な守備は変えられなかった。

マグワイアとリンデレフのパートナーシップは今季簡単に破られてしまうことも多く、組織に影響力を与えられていない。ファン・ダイクとの大きな差はそこである。

4位:カラム・ハドソン=オドイ(チェルシー)

チェルシーの中で「最も見通しが明るいヤングスター」だと言われるハドソン=オドイ。怪我からまだ復帰できていない状況だったにもかかわらず、バイエルンが本気で獲得にやってきた。

今季はブレイクアウトの年になると予想されていたが、彼はしばしば僅かな輝きを見せるだけで、これだけ補強ができなかったチームの中でスタメンに入ることもできていない。現段階では紙の上での評価のほうが先に来ている選手だと言える。

3位:ニコラ・ペペ(アーセナル)

リールから7200万ポンド(およそ104.2億円)もの移籍金でアーセナルへとやってきたニコラ・ペペ。コートジボワール代表選手の彼は今季数回スコアシートに名を連ねたものの、一般的に言えば貧弱なパフォーマンスだ。

アーセナルにとってクラブの歴史上最も高額な移籍金で買われた選手と考えれば、この結果はあまりにも厳しいものだ。プレミアで最も過大評価されている選手の一人であるように見える。

2位:タングイ・エンドンペレ(トッテナム)

フランス代表の新星ボランチとして昨季大ブレイクしたエンドンベレ。リヨンではリーグアンで最も優秀なMFと評価されるようになり、その才能を遺憾なく発揮していた。

もちろんトッテナムも彼にはそのようなプレーを期待していただろうが、わずか8ヶ月でベンチウォーマーとして定着してしまった。ハリー・ウィンクスとムサ・シソコと比べていいプレーもできていない。彼の回りにはずっと誇大広告がつきまとっていたように見える。

1位:ウィリアン(チェルシー)

多くのチェルシーファンは、今季のウィリアンが見せているパフォーマンスにイライラしているに違いない。エデン・アザールの10番を受け継ぎ、さらに大きな役割を与えられたにもかかわらず。

バルセロナへの移籍も断り残留した彼であるが、31歳の今季は一貫性を欠いており、アザールの穴を埋めるどころか…。現在の彼も誇大広告によって評価のほうが先行している選手である。

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