<新型肺炎>ウイルス吸着する布、マスク不足で緊急発売 羽生の会社が限定100個 花粉の吸着効果も

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数量限定で販売している「ウイルスとれるーん」

 新型コロナウイルスによる肺炎の発生でマスクが不足していることから、埼玉県羽生市の衣料品製造業「互福衣料」では、部屋に飾るだけでウイルスを吸着するタペストリー布「ウイルスとれるーん」(税込み2680円)を緊急発売した。現在、同社のホームページと、羽生駅前の1部薬局店舗で、数量限定で販売している。

 同社の青木恒雄専務によると、布地に特殊安全溶液を浸透させた同商品は、つり下げておくだけで、部屋の中のウイルスを吸着し、自然にウイルスを不活性化させる。1カ月に1回、湯で手洗いするだけで一定期間使用でき、花粉の吸着効果も期待できるという。

 相模原市の生物化学安全研究所は、同商品の布地部分にウイルスを滴下固定させ、付着する効果があるかを実験。97.6%のウイルス吸着が確認された。青木専務は「マスクが不足し、ウイルス対策に困っている人たちに、少しでも安心してもらえたら」と同商品に期待を込める。

 「ウイルスとれるーん」は現在、同社のホームページ(www.gofukuiryo.co.jp)で限定100個で試験的に販売。店舗では、化粧品や薬などを販売する羽生市中央の薬局「斉藤三光堂」が取り扱っている。