桜井市 新年度予算案

 桜井市は新年度の予算案を発表しました。新庁舎の建設や観光地の整備に力を入れるため予算額は大きくなっています。

 一般会計の総額は、241億4600万円で今年度と比較して5億800万円増加し、過去4番目に大きい予算規模となっています。歳入では、市税収入がほぼ横ばいになる一方、借金にあたる市債を約3億円多く発行し事業に充てています。

こうしたなか、防災拠点としての新庁舎の建設に約18億1900万円を計上、長谷寺周辺の整備など賑わいのあるまちづくりにも、引き続き力を入れます。また、今年8月以降に生まれる子どもからロタウイルスワクチンの予防接種が無料の定期接種に追加されることを受け、今年4月から7月に生まれる子どもに対しても、接種費用を市が独自に助成する取り組みを始めます。

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