30代の乾燥肌が教える!今すぐ簡単にできる乾燥肌の美肌テクニック

今すぐ簡単にできる乾燥肌の美肌テクニック

乾燥肌は、健康な肌に比べ、お肌の油分や水分が少ない状態のことを言います。その分、少しのことで揺らいだり、肌トラブルになったりと、不安定でデリケートな肌質です。

肌を整えて、しっかり保湿して、水分と油分のバランスを保つことが健やかな美肌になるポイントです。乾燥肌のスキンケア選びはとても大切です。

しかし、美肌になるために必要なのは、保湿成分の高い、高級な化粧水や美容液を使うことだけではありません。

スキンケアのやり方や生活習慣など、少しの自分の努力で変えられることも多いです。30代乾燥肌の筆者が今すぐ簡単にできる乾燥肌さんにオススメの美肌テクニックをお伝えします。

熱いお湯での洗顔は今すぐやめましょう

お肌を守るためには、「お肌に必要な成分を洗い流さない」ことが必要です。肌に負担の少ないクレンジングや洗顔料を選ぶことが大切ですが、洗顔時のお湯の温度にも気をつけてくださいね。

熱いお湯での洗顔は、さっぱりして気持ち良いですが、皮脂を取りすぎてしまったり、お肌を外部刺激から守る役割を担っているセラミドなどの天然保湿因子(NMF)を洗い流してしまい、さらなる乾燥を招いてしまいます。

せっかくお金をかけて、お肌に優しいクレンジングや洗顔料を選んだとしても、洗い流す時に、熱いお湯でお肌に必要な成分を洗い流してしまっては、本末転倒ですね。

温度に注意!

体温よりも高い温度になるとNGなので、32度くらいのぬるま湯、冷たくも温かくもない温度くらいで、洗い流しましょう。

この時、シャワーよりも、手ですくって洗い流すよう方がより良いです。シャワーを顔に直接当てることも、肌にとっては刺激になるので、直接当てないように洗顔しましょう。

小さなことですが、洗顔は毎日行うことなので、是非、癖付けてみてください。

コットンパックで外側から保湿しましょう

乾燥肌はお肌の油分や水分が少ない状態にあり、意識的に「保湿」することが必要です。保湿力のある化粧水を選ぶだけでなく、「コットンパック」を行い、しっかり水分を肌に与えましょう。

シートマスクもいろんな美容液成分などが入っているものも多く効果的ですが、コットンパックは普段使っている化粧水で出来るという利点があります。

敏感肌の方などは、今使っている化粧水の方が安心という方も多いと思います。

コットンパックのやり方は、大判のコットンに、化粧水をたっぷりしみこませます。コットン1枚を2枚に割き、それをもう一度割いて、4枚に割きます。何枚か必要分を作り、肌は密着するようにつければ完成です。

フェイスラインにつける時のコツ!

フェイスラインは、コットンを引っ張って伸ばしながらつけると、フェイスラインがアップしてすっきり見えます。

鼻筋や鼻の下など細かいところは、コットンを折って、細長くすると、つけやすいです。パック時間は5~10分くらいで十分です。

コットンパックは、コットンがひたひたになるくらい化粧水をつける必要があるので、高価な化粧水よりも、プチプラでたっぷり使えるものの方がオススメです。

中でもオススメなのが、以下の2つです。

1. ナチュリエ ハトムギ化粧水
2. ナリスアップ スキンコンディショナーローションHA G(ヒアルロン酸)

ハトムギ化粧水は、白濁色でさっぱりしたテクスチャーです。水分をしっかり与え、肌を健やかにしたい方にオススメです。スキンコンディショナーローションHA G(ヒアルロン酸)は、透明で少しとろみがあります。

とろみがあるテクスチャーが好きな方にオススメです。ヒアルロン酸Na配合なので、使用後は、肌がもっちりします。どちらもドラッグストアで購入できます。

化粧水でコットンパックしたいけど、大量に使うのがもったいないと思う方は、精製水を合わせて使うと良いです。精製水でコットンをひたひたにしてから、使いたい化粧水をしみこませます。

精製水はドラッグストアなどで購入でき、500mLで100円程度で購入できます。コットンパックは、乾燥した肌にいきなりつけるのではなく、化粧水で一度肌を整えてから使うとより効果的です。

化粧水をつける代わりというのではなく、さらに水分を肌に与えるイメージです。

ダイソー等の100円均一などで購入できるシリコンマスクをつけるとコットンから化粧水が蒸発を抑え、コットンがはがれてくるのも防げるので、一石二鳥です。

ナチュリエ ハトムギ化粧水の詳細!

価格:650円(税抜)
内容量:500ml

画像引用元:ナチュリエ ハトムギ化粧水 公式サイト

ナリスアップ スキンコンディショナーローションHA G(ヒアルロン酸)の詳細!

価格:600円(税抜)
内容量:500ml

画像引用元:ナリスアップ スキンコンディショナーローションHA G(ヒアルロン酸) 公式サイト

水を飲む習慣で、内側から保湿しましょう

乾燥肌にとっては欠かせない、大切な「保湿」ですが、保湿できる方法はスキンケアだけではありません。人体の60%は水分でできており、肌細胞も60%は水分で出来ています。

たった3%の水分を失うだけで脱水症状になると言われているほど、水分は人体にとって必要不可欠です。

体の水分が少なくなると、肌の細胞も水分不足になり、肌の構造やターンオーバーが正常に機能しなくなります。

なので、私たちは、意識的に水を飲んで、体の水分量を保つ必要があります。水を飲む習慣をつけましょう。一気に飲んでも、腸が吸収しきれないので、2時間おきにコップ1杯(180ml)ずつ飲むのが良いと言われています。

1日に必要な最低水分量は、体重×30mlで計算することが出来ます。

例)体重45㎏の人の場合

45㎏ × 30ml = 1350ml
1ℓのペットボトル1本と小さめのコーヒーカップ1杯程度

私自身も気を付けて、水を飲み始めてから、肌も落ち着てきて、揺らぎにくくなったのを感じています。日中のコーヒーなどを意識的に水に変えたり、寝る前と朝起きてからは必ずコップ1杯飲むようにしています。

冷たい水は、内臓を冷やしてしまうので、できるだけ常温や白湯がオススメです。

まとめ

美肌になるために、必要なのは、保湿成分の高い、高級な化粧水や美容液を使うことだけではありません。スキンケアのやり方や生活習慣など、少しの自分の努力で変えられることも多いです。

乾燥肌は、お肌の油分や水分が少なく、不安定でデリケートな肌質です。お肌に必要な成分を洗い流さない洗顔や、内側と外側の両方からの保湿を心掛けると、乾燥に負けない美肌になることができますよ。