飛騨高山のおすすめの名物グルメを一挙紹介!郷土料理からラーメンまで

昔ながらの町並みが残る人気観光地・飛騨高山には、飛騨牛をはじめおいしいご当地グルメがたくさんあります。そこで今回は、訪れたら絶対食べておきたいご当地グルメを5つご紹介します。

飛騨高山ってどんなところ?

「飛騨高山」とは、岐阜県にある高山市のこと。岐阜県北部「飛騨地方」の中心にあるため、一般にその名で呼ばれています。旧市街地には江戸時代(1603年〜1867年)の城下町・商人町の姿が残っており、「古い町並(さんまち通り)」と呼ばれるエリアは観光地としても人気です。地元ならではの食の魅力もたくさんあり、なかでも有名なのは銘柄牛の飛騨牛。散策しながら楽しめる食べ歩きグルメも豊富です。
東京から飛騨高山までは、新幹線と特急列車を乗り継いで4時間ほど。大阪からなら新幹線・特急列車で3時間ほどでアクセスできます。

1. 食べ歩きに最適!「飛騨牛串焼き」

自然豊かな岐阜県で育てられた「飛騨牛」は、県内で14カ月以上肥育された黒毛和種のうち、肉質ランクなどの条件を満たした牛肉のみに与えられる銘柄です。きめ細かくやわらかで、芳醇な香りと味わいが特徴。「古い町並」などの観光地では、ひと口大に切ったものを串に刺して焼いた「串焼き」にして店頭で販売しているお店もたくさん。食べ歩きにもぴったりの人気グルメです。

2. ランチに食べたい!「飛騨牛にぎり寿司」

飛騨牛の脂の旨みと、とろけるような食感を堪能したいなら「飛騨牛にぎり寿司」もおすすめ。酢飯(酢と塩や砂糖などで味つけしたご飯)の上に、レアもしくはさっと炙った飛騨牛をのせてにぎったお寿司です。タレの味は醤油ベースや甘辛など、お店によってさまざま。店先で注文すると、せんべいの上にのせて提供してくれるお店もあるのでテイクアウトも可能です。もちろん、ゆっくり楽しむランチや夕食にもぴったり。

3. 人気の郷土料理「朴葉(ほおば)味噌」

枯朴葉の上に味噌と刻んだネギ、椎茸などをのせ、焼いて食べる「朴葉味噌」。秋に落葉した朴葉を集め、調理用具として活用していた飛騨地方の郷土料理で、かつては家庭の食卓にも頻繁に並んでいました。もともとは素朴な料理でしたが、最近は旅館や料理店などで飛騨牛と一緒に提供されることも。ご飯によくあうほか、お酒との相性も抜群です。

4. 甘じょっぱいタレがおいしい!「五平餅」

炊いたお米をつぶしたものにタレをつけ、串焼きにした「五平餅」。岐阜県のほか愛知県、長野県などの山間部で、おやつや軽食として古くから愛されてきた郷土食です。地域やお店などによって異なりますが、味のベースとなるのは醤油や味噌。みりん(焼酎を原料とし、もち米や米麹を加えて醸造する酒の一種。調味料として使われる)やお酒、砂糖といった調味料、クルミ、ゴマなどを加えることも。軽く焦げ目のついたタレの香ばしさと甘じょっぱさ、もちもちとした食感にやみつきになること間違いなし!

5. 飛騨高山の名物ラーメン「高山ラーメン」

ラーメンは、日本の人気グルメのひとつですが、飛騨高山を訪れたら絶対外せないのが名物「高山ラーメン」です。醤油ベースのあっさりとした味わいで、細く縮れた麺が特徴。世界的に大ヒットしたアニメ映画「君の名は。」で主人公・瀧が食べていたのも、この高山ラーメンなんですよ。ちなみに、地元ではラーメンではなく「中華そば」や「そば」の名で親しまれています。

いかがでしたか?このほかにも「みたらし団子」や「飛騨牛肉まん」なども人気です。飛騨高山を訪れた際は、この土地ならではの味覚をぜひ味わってくださいね。

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