「ロナウドよりマンジュキッチの方が…」元ユーヴェ&ナポリFWが分析

先日、UEFAチャンピオンズリーグでリヨンに0-1と敗れてしまったユヴェントス。終盤にはパウロ・ディバラのシュートがオフサイドとなり、ゴールを奪えず…。

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改めて見れば間違いなくオフサイドだが…惜しかった。

セリエA首位には立っているものの、2位のラツィオとはわずか1ポイント差。いつもよりは苦しい戦いとなっており、マウリツィオ・サッリ監督らしいサッカーもできていない。

かつてユヴェントスとナポリでプレーしたMFエマヌエーレ・ジャッケリーニは「DAZN」のインタビューで以下のように話し、もはやサッリ監督が適応しなければならないと語ったそう。

エマヌエーレ・ジャッケリーニ 「ユヴェントスではより難しいことになるね。なぜなら、クリスティアーノ・ロナウドは自分のスタイルでプレーするから。

彼はチームのために貢献できるが、なにか特定の役割を任せることはできない。

サッリ監督にとって苦しいのは、ユヴェントスが数年に渡ってそのようなタイプのプレーで構築されたチームであったからだ。

マンジュキッチのほうが理想的だっただろうが、クラブは違う選択をしたということだ。

ナポリとユヴェントスを比較するなら、明らかに試合のスピードが違い、後者のほうが遅い。

ユヴェントスはいつでも試合を変えられる選手がいる。ナポリは結果につながるプレーができる選手がいる。

そして、ユヴェントスの試合は結局ロナウドを目指すものになる。それはサッリが好むスタイルではないよね。

試合を決めるのもロナウドであるし、それに適応しなければならないのはサッリ監督の方だよ」

ナポリではサッリ監督の下であまり出番が得られなかったジャッケリーニ。現在はキエーヴォ・ヴェローナでプレーしている。

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