「言論の自由と知る権利を守る長崎市民の会」など県内の市民団体は27日、長崎市の鉄橋で集会を開き、政府主催の「桜を見る会」を巡る問題の徹底究明や、東京高検検事長の定年延長を決めた閣議決定の撤回などを求める緊急アピールを採択した。
集会に約90人が参加。同市民の会の南輝久代表は「私物化した桜を見る会に血税を使うのは許されない。検事長の定年延長は桜を見る会に対する捜査を抑えるための手法だ」と声を上げた。
「戦争への道を許さない!ながさき1001人委員会」の舟越耿一代表は「安倍政権は検事長人事によって司法権も傘下に収め、三権分立を崩壊させようとしている」と批判した。
アピール文は28日に政府や関係省庁などへ送付する。
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